- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県寒川町
- 広報紙名 : 広報さむかわ 2025年11月号
胃がんは、日本人に多いがんの一つです。初期症状がほとんどなく、自分では気付きにくい病気です。症状が出たときには、すでにがんが進行していることも多く、治療が難しくなる場合があります。胃がんは、日本人の死因でも常に上位となっていますが、早期に発見することで、生存率が格段に上がります。
胃の不調を感じる前に検診を受けましょう!
検診費用助成対象者へは、6月と8月に受診券が入った封筒を発送しています
(!)こんな人は要注意!
▽飲酒している人
過度な飲酒で胃がんの発症リスクが高まります。
◎1日の適切な飲酒量の目安(アルコール含有率)
・ビール(5%) 500ml
・日本酒(15%) 180ml
・ウイスキー(43%) 60ml
・ワイン(14%) 180ml
・缶チューハイ(7%) 350ml
▽喫煙している人
喫煙は肺がんだけでなく、胃がんや他のがんの原因となります。喫煙者だけでなく、周囲の人々も副流煙を吸うことでリスクが高まります。
▽塩分の多い食事をとっている人
過剰な塩分摂取で胃粘膜がダメージを受け、炎症が生じることで、発がん物質の影響を受けやすくなります。また、胃がんリスクを高めるヘリコバクター・ピロリ菌の感染も起こりやすくなります。
■がん検診を受けるまでの流れ
STEP1)検査種目を決める
STEP2)受診施設を選ぶ
STEP3)電話等で予約する
STEP4)受診する
■がん検診を受けた後

▽がん検診は定期的に受けてこそ効果あり!
胃がんに限らず、がんによる死亡や治療による生活の質の低下を減らすためには、早期発見・早期治療が重要です。がん検診は、がんが進行する前の段階で発見することができる唯一の方法です。
早期発見ができれば、身体に負担の少ない治療法を選択することができるほか、医療費・治療にかかる時間が少なくなることもあります。さらに、早期治療でがんによる死亡率の大幅低下や、治療による日常生活への影響も軽減されます。
また、がん検診で「異常なし」と診断されることで、精神的な安心感が得られることも大きなメリットです。健康に気を使っている人でも、がんになる可能性は誰にでもあります。自身の健康寿命を延ばすためにも定期的にがん検診を受けましょう。
◎がん検診の目安
胃がんバリウム検査:1年に1回
肺がん:1年に1回
大腸がん:1年に1回
胃がん内視鏡検査:2年に1回
乳がん:2年に1回
子宮がん:2年に1回
■町では、検診費用の助成を行っています
受けられる検診内容や金額等詳しくは、町ホームページをご確認ください。
・がん施設検診はこちら【ページID】2890
・がん集団検診はこちら【ページID】2889
※各2次元コードは本紙をご覧ください
問合せ:健康づくり課
【電話】74-1111(内線733) 健康づくり担当
