くらし 9月は認知症月間・世界アルツハイマー月間
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- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県二宮町
- 広報紙名 : 広報にのみや 令和7年9月号
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■新しい認知症観~ネガティブなイメージをポジティブへ~
認知症と聞くと皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。「治らない病気」「新しいことが覚えにくく、古いことを覚えている」「周りの方に迷惑をかけてしまう」など、そのようなイメージを持っているかもしれません。
ただ、一口に認知症と言っても、症状の現れ方や進行具合はさまざまで、周りの方がネガティブなイメージを持っていると、認知症の方やその家族がサポートを受けることに消極的になり、診断や治療の遅れにつながってしまいます。
◇新しい認知症観とは?
認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできることややりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間などとつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方です。本人の能力や生活の質に着目し、可能性を引き出す視点を持てば、偏見や誤解も減ることが期待できます。また認知症の方やその家族は、認知症であることを周りの方に伝えやすくなり適切な支援や治療へとつながることとなります。
◇認知症講演会~「ぼけますから、よろしくお願いします。」と気兼ねなく言い合える地域社会をめざして~
日時:9/27(土)13:00~14:30(受付12:30)
場所:ラディアン ホール
講師:信友 直子氏(映画監督)
問い合わせ:地域包括支援センターなのはな
【電話】71-7085
◇(同日午前、上映)ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」
認知症の母と暮らす家族の日々を、娘である「私」の視点から丹念に描き、どの家族にも起こりうる、普遍的な問題としてとらえたドキュメンタリー映画
■町のさまざまな取り組みもチェック!
問合せ:高齢介護課高齢福祉班
【電話】75-9542