くらし 伝統工芸士の本間さんが全国工芸品展で3度目の受賞

伝統工芸士の本間曻(ほんまのぼる)さん(湯本)が、第49回全国伝統的工芸品公募展で、全国中小企業団体中央会会長賞を受賞されました。
本間さんは第46回および第48回にも受賞しており、今回で3度目の受賞となります。
作品名は「昇華寄木四方盆(しょうかよせぎよほうぼん)」で、従来にない全く新しい寄木模様を考案し、思わず息を呑むような精工なデザインとおもてなしの際の実用性が評価されました。
新しい寄木模様を考案したとのことで、その名称に自身の名前である「昇」をあしらい、「昇華」と名付けました。
本間さんは「まさか今回も受賞するとは思わなかった」と驚きを隠せなかった様子で、「こだわり抜いた作品で試行錯誤を繰り返してやっと完成したので、受賞という形で評価してもらえたことはとても嬉しい」と喜びを噛みしめていました。