- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市
- 広報紙名 : 市報にいがた 令和7年4月20日号
今号では、年齢に関係なくいつまでも学び続けられる「にいがた市民大学」について紹介します。
◆市民大学ってこんなところ
・誰でも参加できる
・地域の歴史や文化、社会問題など、自分の好きなテーマを専門家から連続講座で学べる
・講座で学んだことを実践的に深めるゼミもある
◆自分の興味を学びに変える
▽市民大学受講の流れ
4月 申し込み開始
6月~9月 前期講座(全5~10回)
10月~12月 後期ゼミナール(ゼミ)一部講座のみ
1月~継続 自主グループ活動
70%以上受講すると修了証書がもらえます
○ゼミって?
一部の講座では、座学中心の前期講座の修了後、希望者は後期のゼミに参加することができます。ゼミでは講師の指導を受けながら、現地学習やグループでの討論・意見発表など、少人数で実践的に学習します。
○自主グループ活動もある
ゼミ終了後、受講生同士が自主的にグループを結成して、情報交換のほかに、講師を招いて学習を継続したり、親睦を深めたりしています。
同センターでは、学び続けたい受講生のため、グループ結成に向けた話し合いの場を設けて、団体登録手続きの案内や運営の相談など、活動を支援しています。
R7.2月時点で9団体が活動しています
◆講座を企画している人に聞きました
『学びの楽しさと新たな仲間に出会える』
新潟薬科大学 薬学部 教授 富永 佳子(よしこ)さん
にいがた市民大学では、大学、企業、市民団体などに所属している、各分野の運営委員7人を中心に講座を企画しています。講座の検討をするときは、委員でアイデアを出し合ったり、市民提案の内容を充実させたりして、幅広いテーマを提供できるよう心掛けています。各講座は複数の講義回で構成され、さまざまな専門家に講師として登壇していただいています。
私自身も受講生としていくつか参加していますが、新潟ならではの講座もあり、県外出身の自分にとっては、新潟への理解を深める良い機会となっています。市民大学では同じ興味や関心を持つ仲間に出会うことができます。講座を通して、学びの楽しさを実感いただき、地域の活性化につながればうれしいです。今年度は私が講師を務める講座もあります。少しでも興味のある人はぜひ気軽にご参加ください。
◆受講した人に聞きました
『学べば学ぶほど好きになる』
中央区在住 藏地 聡(くらち さとし)さん
私はこれまで3つの講座を受講しました。どの講座でも講義ごとにそれぞれの専門家が、熱意あふれる話を面白くしてくれるので、飽きずに楽しく学ぶことができています。昨年度受講した日本酒学では、ゼミにも参加して、酒蔵見学をしたり、企業側の思いを聞いたり、メンバーでディスカッションをしたりしました。メンバーとの親睦も深まり、自主グループを立ち上げて、情報共有や勉強会を通して知りたいことを深めています。
講座からゼミ、自主グループと継続していますが、学べば学ぶほど好きになるのを感じています。最近日本酒の検定に合格しましたが、さらに上位の検定にチャレンジしたいですし、グループのメンバーとは、自分たちの「好き」を通じて、得たものを発信し、地域を盛り上げていきたいと話しています。これからも市民大学で学び続けていきたいです。
◆受講生を募集!!
▽令和7年度開設講座
定員:各100人
※オンライン参加可(定員:各100人)
申し込み:5月9日金曜((4)は8月8日金曜)までに新潟市ホームページから申し込み
▽受講したい学生を応援!
・18歳※以下
受講料が無料(ゼミ含む)
・29歳※以下の学生
受講料が半額
※今年度中に到達する年齢
▽あなたのアイデアが講座になる!?市民提案講座を募集
来年度の講座のテーマや概要の提案を募集しています。
対象:新潟市に在住・在勤・在学する人、市内で活動しているグループ
申し込み:5月7日(水)までに必要事項を記入し、郵送またはメールで同センターへ
※募集内容や申し込み方法など、詳しくは新潟市ホームページに掲載
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問い合わせ:生涯学習センター
(【電話】025-224-2088)