くらし まちと人をつなぐにこにこ号
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市中央区
- 広報紙名 : 中央区役所だより (令和7年9月21日)
区で唯一の住民バス「にこにこ号」は、地域の皆さんの声から生まれ、暮らしを支える“地域の足”として走り続けています。10月に開催される「アプリでバス無料デー」では、無料で乗車することができます。まだ乗ったことがない人も、この機会に「にこにこ号」に乗ってみませんか。
■しも町循環バスにこにこ号って?
路線バスの運行が少ない地域で買い物や通院の利便性を向上させるため、地域の皆さんが主体となって運行している区内で唯一の住民バスです。
「舟江診療所前から寄居町十字路前の1周半、約45分のルートです!」
●運行情報
運行:毎日7便
(8月13日、12月31日~1月3日を除く)
運賃:260円(こども130円)
時刻表や停留所などの情報は、区ホームページから確認できます。
●運行ルート図
※詳細は本紙をご覧ください。
■10/19(日) 「アプリでバス無料デー」でにこにこ号に乗ろう
「りゅーとLink」アプリをダウンロードして、「無料一日乗車券」の申し込みをすると、市内を走るバスを無料で利用することができます。当日は、「にこにこ号」のルート沿いでも地域の施設やイベントと連携したコラボレーション企画が行われます。「にこにこ号」に乗って、まちの魅力を再発見してみませんか。
「アプリでバス無料デー」の詳細は市報にいがた5面をチェック
▽フレッシュ本町
バス停:本町通11番町から徒歩3分
買い物や食べ歩きを楽しめる、レトロな雰囲気が魅力の商店街。当日ハロウィンの仮装をして「無料一日乗車券」を提示すると、お菓子のプレゼントandガラポン1回無料の特典が受けられます。
▽旧日本銀行新潟支店長役宅(砂丘館)
バス停:西大畑坂上から徒歩1分
昭和初期建設の歴史ある邸宅。当日は「無料一日乗車券」の提示で、喫茶メニューが半額になります。レトロな日本家屋と現代芸術が交わる空間でほっと一息つきませんか。
▽にいがた推しメシプロジェクトin古町・本町
古町、本町周辺の飲食店
企画参加店で「無料一日乗車券」を提示すると、さまざまな特典が受けられます。バスに乗って、気になるお店の「推し」メニューを味わってみませんか。
■にこにこ号を支える人たち
地域の思いを乗せて走る「にこにこ号」、その運営を担う「新潟島に循環バスを走らせる会」の事務局長・野本孝さん、事務局次長・滝沢量治(りょうじ)さんの活動に対する思いを紹介します。
●住民の声から生まれた「にこにこ号」
「移動するための足がなく困っている」という地域の声を受け、市との意見交換を重ね、平成19年に「にこにこ号」の運行がスタートしました。
●利用者とのやり取り
「病院や買い物に行けて本当に助かっている。絶対になくさないでほしい」―そんな利用者さんの言葉が、私たちの何よりの力になっています。最近では、若い人たちの利用も増えてきました。地域全体に必要とされているという手応えが、運営の励みにもつながっています。
●地域ぐるみの広報
「にこにこ号」を知ってもらうための活動では、広報紙を町内会の回覧板で回覧したり、病院の待合室に設置してもらうなど、地域と一体となって進めています。また、地域のお祭りではフリーマーケットを出店するなど、地域に根差した運営を大切にしています。
●未来への思い
現在、運営団体の高齢化が進んでおり、大きな課題となっています。しかし、どんな時も大切なのは「住民の足を守り続けること」です。交通の行き届かない場所を支える仕組みを、次の世代にしっかりと受け継いでいきたいです。
・野本さん「今日も元気に運行中!」
・滝沢さん「気軽に利用してください!」
▽ココに注目!
行先表示板の☺マークがかわいい「にこにこ号」。「しもまちの住民に笑顔で元気に過ごしてほしい」という思いが込められています。
●にこにこ号の運転手を務める新潟交通観光バス株式会社のチーフドライバー・木竜直樹さんの声をお届けします。
にこにこ号のお客様は、皆さん喜んで乗っていただけているので、とてもやりがいを感じます。これからも安全第一で皆様に喜ばれるにこにこ号を目指して運転します。
問い合わせ:地域課
(【電話】223-7023)