- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市南区
- 広報紙名 : 南区役所だより「みなみ風」 令和7年7月6日号
全国の熱中症による救急搬送者数は、例年6月から8月にかけて気温・湿度の上昇に伴い増加しています。
発生場所の割合は、住居など屋内が最も多く、続けて道路、屋外、仕事場の順に多くなっています。(総務省消防庁のホームページより)
◆熱中症になる要因
・気象条件(気温・湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)
・長時間の運動や野外作業をする人
・持病がある人(心疾患、肺疾患、高血圧、糖尿病など)
・体調の悪い人(寝不足や二日酔い)
・15歳未満または65歳以上の人
※小さなこどもは体温調節機能が未発達です。また、高齢者は温度変化に対する体の調節が鈍くなっていることから、特に注意が必要です
◆予防対策
・「ミネラルが入った水分補給」(スポーツドリンクなど)と「適度な休憩」を心掛けましょう。
・「食事(朝昼夜)」と「睡眠」をしっかり取りましょう。
・室温は28℃以下を目安に、エアコンなどを使用しましょう。
◆熱中症の応急手当
・涼しい場所に移動し、衣服を緩めて安静に寝かせる。
・両側の首筋や脇の下、太ももの付け根などを氷枕や保冷剤で冷やす。
・エアコンを使用する。霧吹きで皮膚に水をかけ扇風機・うちわなどで体を冷やす。
・水分が飲めるようであれば、スポーツドリンク・経口補水液などを少しずつ飲ませる。
※意識の異常(自力で水分が飲めない)、けいれん、体が熱い、歩けないなどの症状がある場合は、ためらわず「救急車」を呼びましょう
問合せ:南消防署消防課
【電話】372-0119