くらし ~若い世代からの健康づくり~「プレコンセプションケア」を知っていますか?

「プレコンセプションケア」とは、男女を問わず若い世代から将来のライフプランを考えながら、自分たちの生活や健康に向き合うことです。将来の自分が健康になるだけでなく、健やかな妊娠や出産、生まれてくる子どもの健康にもつながるとして、近年注目されているヘルスケアです。また、妊娠や出産を考えていないかたも、この取組を行うことは、将来、健康で豊かな人生を送ることに役立ちます。

■QandA ~プレコンセプションケアってなに?~
Q1 プレコンセプションケアは「若い世代」や「妊娠・出産」を考えている人が取り組むもの?
A1 プレコンセプションケアは「若い世代」や「妊娠・出産」に焦点が当たっていますが、長い人生を健康的に過ごすための健康管理は年齢や性別を問わずたいせつです。そのため、若い世代だけでなく幅広い世代のかたが対象になります。

Q2 どんな取組をすればいい?
A2 定期的な健康診断の受診や、バランスの良い食事と適度な運動、禁煙・禁酒、ストレスの軽減など生活習慣の見直しや心身のケアに取り組むことが推奨されています。

Q3 中高生で取り組むのはまだ早い?
A3 男女ともに、思春期に正しい知識と健康習慣を身につけることは、体や心の健康を守るために役立ちます。そのため、「早すぎる」ということはありません。中高生から正しい知識と習慣を身につけることは、未来の自分のためにとてもたいせつなことです。

Q4 親世代には関係がない?
A4 親世代が健康に気をつけた生活を送ることは、家族全体の健康意識が高まり、子どもたちに良い影響を与えます。また、正しい知識を得ることは、将来、ご自身の子どもなどが妊娠を望んだときに的確なアドバイスをすることができます。そのため、プレコンセプションケアは親世代にとってもたいせつです。

■~プレコンセプションケアの理解を深めるために~講演会を開催
日時:7月12日(土)
第1部…14時~15時30分
第2部…16時~17時30分
会場:新井総合コミュニティセンター 2階 大会議室
内容:
第1部…「妊娠適齢期とプレコンセプションケア」(基礎を学ぶ)
第2部…「プレコンセプションケアの必要性と人口減少に対する戦略」(知識や理解を深める)
講師:齊藤 英和先生(医療法人社団英賢会梅ヶ丘産婦人科ARTセンター センター長)
その他:
・第2部は専門職向けとなっていますが、一般のかたも参加できます
・参加は第1部または第2部のみ、両方の部のどちらも可能です
・年代問わずどなたでも参加いただけます
申込み:7月10日(木)までに電話またはメールで健康保険課へ申し込み

プレコンセプションケアについて(市HP)は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:健康保険課 健康づくりグループ
【電話】74-0013【メール】[email protected]