くらし 災害に備える
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- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県高岡市
- 広報紙名 : たかおか市民と市政 2025年6月号No.236
6月~10月は大雨や台風による被害が発生しやすい時期です。
災害は、いつ、どこで起きるか分かりません。平時からの備えが大切です。
■各家庭で備える
▽ハザードマップで自分の住む地域の災害リスクを確認しよう
市では、自然災害時の被災想定区域や避難場所の位置などを表示した防災マップ(ハザードマップなど)を作成しています。水害・土砂災害や、地震、津波など災害種別ごとに、自分の住む地域の災害リスクを確認し、災害時の行動や避難場所を決めておきましょう。
▽自分に合った非常持出袋や備蓄品を準備しよう
家族構成によって準備すべき物は変わります。各家庭にとって災害時に必要な物を整理し、いざというときに備えましょう。
〔非常持出袋〕避難所で1~2泊できるくらいの水・食料・生活用品をリュックサックに入れておきましょう。
◎非常持出袋に入れるもの(例)
・非常食
・モバイルバッテリー、電池
・ティッシュ、ウェットティッシュ
・着替え、タオル
・飲料水
・携帯ラジオ
・軍手、マスク
・めがね
・簡易トイレ
・懐中電灯
・防寒具、雨具
・常備薬
◎さらに…
赤ちゃん・こどもがいる家庭は:おむつ・おしりふき・ミルク・哺乳瓶・おやつ・おんぶひも・おもちゃ
お年寄りがいる家庭は:老眼鏡・入れ歯・おむつ・補聴器・流動食
ペットがいる家庭は:リード・ケージ・トイレ・ペットフード
〔備蓄品〕災害時にライフラインが止まっても、自宅で3日~1週間生活できるだけの物資を備えておきましょう。
◎備蓄品(例)
・食料(3~7日分)
・紙コップ、皿、わりばし
・電池
・水(大人1人あたり1日2~3リットル)
・カセットコンロ、ガスボンベ
・ウェットティッシュ、トイレットペーパー
・簡易トイレ
・ラップ、アルミホイル
・ロープ、バールなどの工具
▽自宅周辺の安全対策をしよう
浸水や強風に対する備えができているか、日ごろから点検して改善しておきましょう。
屋根・塀:ひび割れ・破損がないか確認する。
屋外の設置物:植木鉢、物干し竿、自転車など風で飛ばされそうな物は固定したり、室内へ収納する。
窓:鍵をかけ、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼って補強する。カーテンやブラインドを下ろす。
雨どい・排水口:雨どいやベランダの排水口を掃除し、水はけをよくしておく。
■地域で備える
▽まちづくり出前講座で学習しよう
希望する日時・会場に市職員が出向いてお話しします。
・「災害に備えよう!~わがまちのリスクの理解・日頃の備え~」
・「災害図上訓練をしよう!~わがまちを知る~」
・「災害時要支援者の防災講座」
申込先:広報発信課
【電話】20-1232
▽届出避難所登録制度を実施しています
市が指定する避難所とは別に、自治会や自主防災組織などが自主的に開設する避難所を「届出避難所」として登録することができます。登録すると、避難所で必要な最低限の水や食料などを、市から提供します。登録を希望する場合は、危機管理課へご相談ください。
※詳しくは市ホームページをご覧ください。
▽土のう資材を無償提供します
自主防災組織や自治会を対象に、土のう用の砂と袋(200袋分)を無償提供します。地域の防災訓練などで土のうを作成し、水害対策にお役立てください。
[市から提供する資材]・砂約2立米・土のう袋200枚
申込先:危機管理課
【電話】20-1229
問合先:危機管理課
【電話】20-1229【FAX】20-1549