- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県黒部市
- 広報紙名 : 広報くろべ 2025年1月号
日常生活での緊急トラブルに業者が駆け付ける「暮らしのレスキューサービス」ですが、全国的にトラブルが多発しています。事例や対処法を知って、思わぬ消費者トラブルに遭わないように注意してください。
◆トラブル事例
・トイレが詰まり、スマホでネット検索してA社に電話した。
・来訪したのはB社。状況を見てもらい、安価で済むかと思っていたら「簡単な作業では直らない」「機械を使う」「便器をはずす」「配管が詰まっている」などと言われ、見積額はどんどん高額になったが、直してもらいたい一心で承諾した。
・結局、請求額は40万円になり、カードで支払おうとすると、「今日現金で払えば31万円にする」と言われ、ATMへ行って現金を引き出してB社に渡した。クーリング・オフできるか。
◆対処法
・水回りに限らず、エアコンやブレーカー等の電気設備、鍵、害虫駆除などでも、同様のトラブルがあるので注意すること。
・インターネット広告の金額表示を鵜呑みにしない。料金、作業内容に納得できない場合は、その場で支払わない。
・脅されたり、居座られたりした場合は、迷わず警察に連絡する。
・消費者側から業者に訪問を求めた場合でも、広告の表示額と実際の請求額に相当な開きがある場合は、訪問販売としてクーリング・オフできる可能性あり。
・日頃から緊急時に備えて、信頼のおける事業者を調べておく。上下水道の場合は、黒部市の指定工事店に依頼すること。
・慌てて業者に連絡しても、すぐ来てくれるとは限らない。災害対策にも有効な「簡易トイレ」などを備蓄しておく。
問合せ:黒部市消費生活センター
【電話】54-3198