- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県小矢部市
- 広報紙名 : 広報おやべ 2025年3月号
「公助」を行う公的機関も大規模災害発生時は被災しているため、支援にも限界があります。そこで、地域で支え合う「共助」が大規模災害発生時には、住民や地域を守ることになります。各地区では「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識のもと自主防災組織が活動を行っています。
「共助」としては、初期消火、初期救助、安否確認、避難誘導・支援、避難所運営支援と多くの種類があります。迅速に避難所を開設し円滑に運営していくためには、市職員だけではなく地域住民の参加・協力が必要不可欠です。
また、災害時の対応だけでなく平常時からの備えも「共助」としての活動です。各地区において、自主防災組織を中心に地区版の災害時の行動計画である「地区防災計画」の作成や「防災訓練」を開催しています。
日頃から災害に対して備えておくことで、災害発生時にも落ち着いて行動することができますので、ぜひ、防災訓練に積極的に参加しましょう。
自分の命は自分で守る「自助」、地域で支えあう「共助」、公的機関が救助・支援を行う「公助」、この3つの「助」が互いに連携していくことで、災害発生時の被害を減らすことになります。一人一人の防災意識が変化するだけでも、防災力の向上となりますので、ハザードマップの確認や家庭備蓄、近所づきあいなどできることから対策を始めていきましょう。
[問]家庭での災害の備えはできているので地区防災訓練は参加しなくてもよい 〇 or ×
問い合わせ:総務課
【電話】67-1760【内線】234
[答]×(災害発生時は自助だけでなく、自助・共助・公助が互いに連携することが大切です。)