くらし 笑う門には福来たる~加賀市で青春~VOL.25

■仕事も土俵も全力で。世界選手権二連覇達成 池田俊さん
9月に行われた世界相撲選手権大会で優勝し見事2連覇を達成した池田俊さん(株式会社ソディック相撲部所属)。また、アジア大会、天皇杯など数々の大会で優勝しており、それぞれ2連覇を達成しています。
小学1年生のころに、叔父である関脇の栃乃洋の影響で相撲をはじめ、中学、高校と全国大会で活躍し、大学生の時に天皇杯で優勝し日本一となり“アマチュア横綱”の称号を得ました。その後、株式会社ソディック(加賀事業所)に入社し、個人、団体とそれぞれの部門にて輝かしい成績を収めています。自身の強みである左四つを用い、上手投げ、すくい投げ、突き落としと多様な技で相手を倒します。
普段の仕事と相撲の両立で心がけていることは、時間を無駄にしないこと。限られた時間の中で、常に向上心をもって練習に臨む日々が、今の強さを表しています。
最後に相撲の魅力を尋ねると「激しいぶつかり合いや、豪快な投げ技、無差別級ならではの小さい選手が大きい選手を倒すなど、さまざまな魅力があります。近年相撲が注目されていますが、大相撲だけでなくアマチュア相撲にも注目してみてほしいです。」と笑顔で話してくれました。