- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県川北町
- 広報紙名 : 広報かわきた 令和7年4月号
川北町民の約1%を占める約65人の外国人の方々が町内で生活しています。また、約130人が町内の企業で働いています。日本語を勉強して日本へ来られた方々ですが、日本の慣習や方言、生活する上での日本語には不慣れな方も多く、会話や文化体験イベントを通じて「いきた日本語」を学べる場として、日本語教室「なでしこ日本語ひろば」を実施しています。
町内の施設を回るウォークラリーや、墨や筆を使う書道体験など、実際に日本人と話す・日本文化を体験する活動を取り入れています。学習者(=外国人)の希望も多く、この回だけは参加したい!という方も多くいます。
教室は「いろどり」というテキストを使用しています。音声を聞きとったり、文章を読み取るだけでなく、会話の練習もあり、「聞く・読む・話す」がバランス良く学べます。
教える側用の解説もあり、学習者との会話を楽しみながらテキストを進めています。
日本での生活を支えるためには教室の支援だけでは足りず、地域や行政の外国人への理解も不可欠です。行政の手続きの場面では難しい言葉も多いため、12月には役場職員を対象に「多文化共生」に関する講演会を開催し、文化や価値感の違いを相互に理解することの大切さを学びました。
〈令和7年度の教室予定〉
教室は基本毎月第4土曜日10:00~11:30で実施します。令和7年度は、サポーター養成講座も開催予定です。
◎学習者のDさんより
教室に行くと、皆さんがとても親切に日本語を教えてくれます。外国人の私でも、人と人との間に距離を感じることは全くありませんでした。日本の方々は本当に親しみやすいと感じました。日本語での会話力が以前より向上しており、本当に感謝しています。
◎サポーター募集
一緒に活動する仲間を募集しています!特別な資格等は必要ありません。
問合せ先:教育委員会
【電話】277-1151