- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県敦賀市
- 広報紙名 : 広報つるが 令和7年7月号
■防火意識、高め合う
5月4日 白銀神社「火祭り」
戦後から続く白銀神社の「火祭り」が敦賀駅周辺で開催されました。この祭りは、住民の防火意識と町の繁栄が続くことを願い、例大祭の前日である5月4日に毎年行われているものです。午後6時半ごろ、「火神輿(ひみこし)」が白銀神社を出発。午後8時ごろに行われた「たいまつ行列」では、観光客を含め多くの参加者がたいまつを掲げて駅前を歩きました。火神輿巡行に参加した敦賀南小学校3年生の原田晴(はらだはる)さんは「すごく楽しかった。火がきれいでよかった。」と話していました。
■御幣ぶつけ合い豊穣願う
5月5日 沓見御田植祭
沓見御田植祭は、同区の氏神である信露貴彦(しらきひこ)神社(男宮)と久豆彌(くつみ)神社(女宮)が合同で行う、五穀豊穣と無病息災を祈願して行われる春祭りです。平安期の装束を身につけた地元住民の行列が、二つの神社を行き来し、「王の舞」や「獅子舞」などの神事を奉納。神事後は、それぞれの氏神が宿るとされる長さ4メートルほどの御幣を勢いよくぶつけあいました。御幣には、健康や豊作のご利益があるとされており、地元住民はありがたそうに持ち帰りました。
神社の境内で「獅子舞」を奉納した松陵中学校1年生の西原紫紀(にしはらしき)さんは、「去年より上手にできた。来年もやりたい。」と話していました。
■大きく育って!稚鮎放流
5月8日 稚鮎の放流(中郷小児童)
5月8日、鮎漁の解禁を前に、笙の川(道口)にて中郷小学校の2年生58人が稚鮎の放流を行いました。敦賀河川漁業協同組合の森正次(もりしょうじ)副組合長(77歳)は、「子どもたちに魚に関心を持ってもらうためにこの事業を行っている。子どもたちが喜んでくれてよかった。」と話していました。この日参加した福地壱之介(ふくちいちのすけ)くんは、「初めて鮎を近くで見て楽しかった。鮎が大きくなったら食べてみたい。」と話していました。
■初めての田植えに挑戦
5月12日 田んぼの学校
田植えや稲刈りを通して食と農業への理解と関心を持ってもらおうと、市内の6小学校の5年生を対象に、5月12日、14日に「田んぼの学校」が行われました。この日行われた田んぼの学校には粟野小・粟野南小・沓見小の児童約170人が参加。はだしになって田んぼに入ると、柔らかくてひんやりとした泥の感触や足の裏に感じる泥や石の痛みに児童たちは思わず叫び声をあげました。粟野小学校5年生の坂本逸平(さかもといっぺい)さんは「泥が思ったより痛かったけれど、たくさん植えられてとても嬉しかったし楽しかった。」と笑顔で話していました。
■いろんな体験にワクワク
5月18日第43回「親子のフェスティバル」
親子のフェスティバルがきらめきみなと館とその周辺で開催されました。このイベントは、親子や仲間とのふれあいを通じて子どもの健全育成につなげようと開催されています。たくさんのイベントやブースが設けられ、会場は多くの人でにぎわいました。今回はプログラミングを体験できるコーナーが初めて設けられました。プログラミングでゲーム作りに挑戦した小学1年生の児童は、「入力していくのが難しかったけれど、作成後に実際にゲームをしてみて、スコアが上がるのが楽しかった。」と話していました。
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