- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県あわら市
- 広報紙名 : 広報あわら 第257号(2025年7月)
子どもがスマートフォン(以下、スマホ)やタブレット端末を使ってインターネットに接する機会は年々増えており、利用者の低年齢化も進んでいます。特に、子どもがスマホなどでオンラインゲームや投げ銭を利用して無断で課金してしまうことが次のような場面で生じやすくなっています。
(1)保護者(親、祖父母、親戚など)のスマホを、そのまま(AppleやGoogleのアカウントにログインした状態で)子どもに渡す
(2)保護者の古いスマホで遊ばせるため、自宅のWi-Fiにつなげて保護者のアカウントにログインしたまま子どもに渡す
(3)子ども専用のスマホを契約し、ペアレンタルコントロール機能(利用状況を把握・管理できる)を設定せずに子どもに渡す
保護者のスマホにクレジットカードなどの決済方法が登録されていると、子どもでも簡単に課金できてしまいます。また、子ども用の契約でもペアレンタルコントロール機能を利用していないと、キャリア決済を利用できてしまうことがあります。
■課金トラブルを防ぐためのアドバイス
・保護者のスマホを子どもに渡す際は、アカウントを使えない状態(ログオフ)にしましょう。
・古いスマホや子ども専用スマホで遊ばせる際は、ペアレンタルコントロール機能を活用しましょう。アプリのダウンロードや課金を承認制に設定することができます。
・決済時には、承認(パスワード、指紋認証、顔認証など)を設定しましょう。保護者の操作を見てパスワードを覚えていたという事例もあります。パスワードの入力操作を子どもに見せない、伝えないようにしましょう。
・ご家庭でお子さんと一緒に利用ルールを作り、万が一トラブルが起きたときにすぐに保護者に相談できるよう、日頃のコミュニケーションも大切にしましょう。
参考:独立行政法人国民生活センター報道発表資料
困ったときは一人で抱え込まず、消費者センターへご相談ください
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消費者センター【電話】73-8017【E-mail】[email protected]
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