- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県山梨市
- 広報紙名 : 広報やまなし 2025年10月号
人生をしまう時間、人は、家族は何を望むのか–。
日時:2025/11/13(木)12:30~16:00(11:30開場)
会場:市民会館ホール(万力1830)
第一部:12:30~15:00 挨拶・映画上映
第二部:15:15~16:00 トークセッション
ゲスト…下村幸子監督
司会…市立牧丘病院 古屋聡医師
事前申込制 定員200人(先着順)
9/24(水)受付開始
(1)電話での申込
【電話】22-1111(内線1226~1230)
高齢者・介護支援課 介護予防支援担当
(2)専用フォームからの申込
右の二次元コードより申込
※二次元コードは本紙参照
■下村幸子監督
私は、この映画が「人生会議」のきっかけとなれば良いと思っている。映画の中に登場する、様々な事情をもつ人々の「しまいの時間」に立ち会っていただき、それをどのように感じたのか、なぜそう思ったのかなどを鑑賞後、大切な人と語り合ってもらいたい。そして、最後に自分だったらどうしたいのかを伝えて欲しい。そのことは、時を追うごとに変わってもいい。なぜなら、それは限られた「いのちの時間」をどう生きるかに繋がっていくことだから。
できれば、元気なうちから…
■市立牧丘病院 古屋聡医師
「人生をしまう時」はなかなか自分でコントロールできるものではありません。病気や事故、災害により、その時を迎えてしまう可能性があります。
疾病の有無にかかわらず、やがてやってくるその時まで自分らしく生き切るためには、医療サイドの適切な助言を受けつつご家族や周囲の方々とよく話し合っていくこと、そしてお互いに理解して場合により協力してもらうことが必要になります。そういう話し合いや準備は、突然起こりうる疾病や不測の事態にも、本人と周囲の人々の助けになってくれるのではないか。
最期まで自分らしい人生をまっとうしていくために、どんな風に人は振る舞い、また周囲の人と関わり合えたか、今回の映画で、小堀先生と下村監督が「厳しかったかもしれないが豊かな深い生」の貴重な断片を見せてくださるでしょう。それを見て、自分の周囲の人たちと、また話し合う機会を作りましょう。