- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県北杜市
- 広報紙名 : 広報ほくと 令和7年3月号
~水道水を利用する皆さんにしってほしい水道事業・水道料金のこと~
「飲む」「洗う」「流す」など私たちの生活に水は必要不可欠です。普段「蛇口をひねれば水が出る」という当たり前の生活を送っていますが、その一方で、水道事業の経営は、サービス提供に必要な施設などの老朽化に伴う更新費用の増大、人口減少に伴う料金収入の減少などにより、年々厳しさを増しています。
北杜市上下水道局は、これからも大切な水を安全にお届けし、安心してご利用いただくために、水道料金など適正な水道事業の在り方を検討しています。今後の水道のことを考えるきっかけになるよう、市の水道の現状を5回にわたってシリーズでご紹介します。
■水道施設の現状
水道施設とは、皆さんが生活に使う水をお届けするために使用する管路や浄水施設などの全てを指します。市の水道管の長さはとても長く、約1,353kmにもなります。また、浄水施設や配水池などは271施設もあり、ひとつの水道事業としては非常に多くの水道施設を保有しています。
東京駅→鹿児島中央駅 1325.92km
「水道管路はこんなに長い!
東京駅から鹿児島中央駅(1,326km)までの距離よりも長いんだね…」
■水道ビジョン・経営基本計画を策定しました
市では、令和5年度に「地域水道ビジョン」を策定し、水道事業の方針を定めるとともに、「上下水道事業経営基本計画」を策定し、計画的な経営に取り組み、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図ることとしています。
水道ビジョン・経営基本計画はこちら
※二次元コードは本紙6ページをご覧ください。
■水道料金収入は年々減少しています
水道事業の経営の根幹は水道料金収入ですが、人口減少などにより給水量が減り、料金収入は減少傾向にあります。また、節水意識の高まりや節水機器の機能向上は社会にとって良いことですが、結果として、料金収入の減少につながっており、経営状況はより一層厳しさを増していきます。
■支出が増加していきます
水道事業の経営が年々厳しさを増す大きな要因は、水道管や施設の維持管理、更新や耐震化にかかる支出の増加です。
○施設数の多さ
市の水道施設は広域に広がり、水源75カ所、浄水設備6カ所、滅菌設備75カ所、配水池115カ所と非常に多くの施設・設備を有しています。さらに、安全・安心な水道水をつくるために必要な電気や燃料などの料金(動力費といいます。)、薬品費の高騰により維持管理費は増加しています。
○水道管や施設(建物・構築物)の老朽化への対応
市の水道施設の多くは高度経済成長期から平成の初めに建設され、今後、その時代に建設された水道施設が老朽化し、取り替えの時期を迎えるため、計画的な更新が必要です。
○耐震化への対応
「耐震化への対応は進んでいないんだ。」
○日常起こりうる漏水事故への対応
「漏水事故が2日に一度のペースで起きているんだよ。」
■水道を次の世代に…
こうした中、市では、安全で安心な水道を次の世代に確実に引き継いでいくため、現在の水道料金が適切な価格であるか、また料金改定が必要であるかなどについて北杜市上下水道事業審議会に諮問し、審議をいただいているところです。
皆さんの生活に身近な水道料金の改定について、きめ細やかな情報提供と審議過程の透明化に努めていきます。
審議会の開催状況や資料、議事録などは市ホームページをご参照ください。
問合せ:上下水道総務課
【電話】42-1342
【FAX】42-1444