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◆第12回食品産業もったいない大賞 ハヤリソーセージが受賞!!
1月31日(金)、東京都千代田区で「第12回食品産業もったいない大賞」の表彰式が開かれ、島田地区上新田にあるソーセージ工房「ハヤリソーセージ hayari sausage」を経営する株式会社流行(はやり)が農林水産省大臣官房長賞を受賞しました。
同社は、奥多摩のわさびの茎や葉、傷があったり形が悪いなどの理由で規格外となった勝沼のブドウなど、地元の「もったいない食材」をソーセージに活用した食品ロス削減への取り組みや、上野原産たかきびなどの雑穀の活用により畜肉の使用割合を減らしたリデュースミートソーセージを開発し、畜肉を減らし植物を活用することによるCO2削減を意識した取り組みなど、ソーセージの根源に沿った各種取り組みを行っており、今回、それらが高く評価されての受賞です。
オーナーで現代ソーセージ研究家の村上武士(むらかみたけし)さんは、もともと都内でソーセージ専門飲食店を構えていましたが、「心休まる自然に囲まれながらソーセージを追求したい」との思いから2017年、店舗とともに上野原市に移住し、日夜、ソーセージの研究・開発にまい進してきました。
村上さんは今後について、「あまった食材や栄養価の高い食材をアップデートするのがソーセージの役割。さらに地元の事業者と連携してより良い商品を開発していきたい」と語っていました。