子育て 【特集】富士川中学校開校、増穂中学校・鰍沢中学校閉校
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県富士川町
- 広報紙名 : 広報ふじかわ 令和7年5月号
■富士川中学校 開校
令和7年4月
増穂中学校と鰍沢中学校を統合し、富士川中学校を開校しました。
富士川中学校は、増穂中学校と鰍沢中学校のそれぞれの長い歴史と伝統を引き継いだ、新しい中学校として、新たな歴史を刻んでいきます。
◆開校までの経緯
平成30年9月25日、町の『総合教育会議』において「今後の富士川町教育のあり方」と題して、町内の教育現場の現状と今後のあり方について議論されました。
これを受け、『富士川町小中学校あり方検討会』、『富士川町小中学校のあり方懇話会』を開催し、令和2年1月に『第2次富士川町学校規模適正化基本方針』を策定しました。
令和4年1月に、望月利樹氏が新たに町長に就任し『子どもや保護者、教育現場の声を聴き、丁寧に論議を積み重ねたい。』との方針を打ち出し、中学校統合について、町の皆さんの意見を伺い、再度検討することとしました。
令和4年3月から6月にかけ、「中学校の統合」に関するアンケートや対話集会で出された意見や要望を基に、同年7月に開催された『総合教育会議』において協議し、まずは「中学校統合」を進めていくことを決定しました。
その後、「新たな中学校のあり方」に関するアンケートや対話集会を実施し、出された意見や要望を基に、総合教育会議が開かれ、「増穂中学校と鰍沢中学校を統合し、両校の歴史や伝統を併せ持つ、新たな中学校を設置する」、そして「令和7年4月に新たな中学校を開校する」という『新たな中学校の方針』が決定しました。
◆富士川中学校今後のスケジュール
▽5月21日(水)
富士川中学校 開校記念式典
▽令和7年5月~10月
富士川中学校進入路整備工事
▽10月~令和9年3月
富士川中学校校舎建築工事
▽令和9年4月~6月
第1期 外構工事
▽令和9年7月~8月
新校舎への引っ越し
▽令和10年4月~令和11月3月
富士川中学校旧校舎解体工事
▽令和11年4月
第2期 外構工事
■新たな歴史が幕を開ける
◇校訓
共創
◇教育目標
ふるさと富士川町に誇りを持ち、新たな時代(未来)を切り拓く生徒の育成
◇校章
人の繋がりを輪で表現し、3本ラインで富士川の「川の流れ」を表現しています。町の花「さくら」、町の木「ゆず」、町の鳥「ハト」をシンプルにデザインし、鳩の羽根には、「未来への飛躍」を、桜の中にデザインした星には「未来への希望」を表現しています。地域から愛される学校になってほしいという願いが込められています。
●富士川町 望月利樹 町長
富士川中学校は、これから新たな歴史を刻んで参ります。町として「今を未来を力強く生きるふるさと富士川人づくり」の推進に向け、生徒一人ひとりの豊かな感性・想像を養い、社会を生き抜く力の育成に向け、取り組んでまいります。
開校までに多大なご支援とご協力を賜りました地域の皆様、本校にゆかりのある多くの皆様に敬意と感謝を申し上げます。
●富士川中学校 生徒会長 瀧澤厚也さん
富士川中学校1期生で最高学年となるという、不安やプレッシャーもありましたが、それ以上に期待やワクワク感を胸に、開校式を迎えました。これから迎えるすべての行事が「1回目」となります。一つ一つの行事を、生徒全員で協力し合い、1人では決してできないことを、全校みんなで作り上げ、富士川中学校の礎を築いていきたいと思っています。
●富士川中学校 小池剛 校長
本校は、増穂中学校と鰍沢中学校の伝統を受け継ぐ『新たな学校』です。今年一年は、両校の伝統と文化を大切にしながら、富士川中学校としての新たな伝統を、築いていくこととなります。生徒たちや教職員、誰もが明日も来たいと思える学校、そして地域から愛される、魅力あふれる「富士川中学校」を目指し、教職員一同全力で取り組んでいきます。
■増穂中学校
54年の歩みにさようならそしてありがとう
◇閉校記念式典
3月23日(日)はくばく文化ホール
創立:昭和46年4月1日(増穂南中学校統合後)
卒業者数:9,041名
■鰍沢中学校
鰍中魂(かじたま)が育んだ歴史と文化とともに78年
◇閉校記念式典
3月20日(木祝)鰍沢中学校体育館
創立:昭和22年4月1日
卒業者数:5,072名
※詳しくは、本紙2~5ページをご覧ください。