くらし 町長が行く!出張! 現場でトークミーティング

町の皆さんとの対話の機会を創出し、直接地域に出向くことで、町政やまちづくりに対するご意見、ご提案を広く聴取し、今後の町政運営に活かすとともに、「対話と現場主義による協働のまちづくり」を推進することを目的に、「町長が行く!出張!現場でトークミーティング」を開催しました。
今回は、町内7会場で実施し、211名の方にご参加いただき、多くのご意見をいただきました。
その一部をご紹介します。

■町長説明
「持続可能なまちづくり」をテーマに、町の財政状況についてや、(株)ふじかわまちづくり公社、ふるさと納税について説明を行いました。
また、現在実施している「子育て支援ナンバーワン」を目指した各種施策や、高齢者福祉の充実、富士川リバーサイドパーク構想について理解を深めていただくため、現状の説明を行いました。

■参加された皆さんから出されたご質問・ご意見
◇質問
Q.こういった場に参加できない方の声を、どうやって聴いていくのか。
A.町のホームページやSNSにご意見を言っていただくほか、職員に遠慮なく問い合わせてほしい。

◇ご意見
・スケートパークの利用について、防犯面を考えた対策を検討してほしい。

◆農業について
◇質問
Q.町内に耕作放棄地が多くみられるが、町は農業に対してどんな考えを持っているのか。
A.東京の企業を誘致して、小林区で大規模農業を企業展開している。
また、専業農業で生計が建てられるように、町がいったん米を全量買い取り、価値を付加して売ったり、米粉を使用して六次産業化したりと、これからも、町として仕組みを考えていきたい。

◇ご意見
・地元産米を使用した学校給食や地域イベントでの地産地消を推進する。「ゼロプロジェクト」で食にお金を出してほしい。子どもたちが安心して食べられるような仕組みを作ってほしい。
・これから田んぼを活かそうとする方に補助金を出してほしい。そして、町が主導して月に1度とか、年に1度とか、地域のお米を食べることを推奨してはどうか。
・町が農家を応援するような施策を検討してほしい。
・水のブランド化について検討してほしい。

【町長から町の農業について】
町の方がお米を買える仕組み、全量町が買う仕組みができたらいいと思う。
農業で食べていける仕組みを作れないか、と思っている。

生産者を含めたプロジェクトチームを作り、予算を付けていくことを進めていきたい。

◆子育て支援について
◇質問
Q.町は何をテーマに子育てナンバーワンをやっていくのか。
A.ワンフレーズでわかりやすく、町全体の子育てを支えていくようなメッセージを伝えていきたい。

◇ご意見
・富士川中学校への登下校時、スクールバスに乗ることができる範囲を拡大してほしい。
・スクールバスに乗れない生徒がいるため、自転車通学を許可してほしい。
・小中学校の暑さ対策を進めてほしい。
・保育所、小中学校合同の防災訓練が以前のようにできなくなってしまったので改善してほしい。
・小児科を誘致してほしい。
・中学校のテニスコートの砂埃がひどいので、整備してほしい。

◆区や組などの自治会などについて
◇質問
Q.組に入っていない方には、どのようにしたら情報を届けているのか。
A.もう一歩踏み込んで、すべての町の皆さんに情報が伝わるよう、工夫していきたい。

◇ご意見
・河川清掃活動について、各区での運営方法や報奨金制度について再評価し、改善策を検討してほしい。
・区や組など自治会組織の再編について検討してほしい。

◆高齢者福祉について
◇ご意見
・元気な高齢者が、社会参加できるような仕組みや、PRに取り組んでほしい。
・いきいき100歳体操を復活させてほしい。
・地域包括支援センターの取り組みなどを、もっと発信してほしい。

◆空き家対策について
◇ご意見
・空き家が多いが、所有者がわからない空き家に対して、草刈りなどがスムーズにできるような施策を検討してほしい。
・町として空き家バンクの周知に力をいれてほしい。

◆その他
◇質問
Q.地域の魅力を発信したいと思っている町民に対して、町としてはどのようなスタンスで関わりを持ってくれるのか。
A.行政と民間が同じ目標を立て、同じ目線で動くことが町の活性化に向けたキーワード。そういった場所を作っていきたい。

◇ご意見
・青柳町東部地域の開発を進めてほしい。
・町民体育館を作ってほしい。
・給水スポットを、ステッカーなどで誰が見てもわかるように表示してほしい。
・横断歩道や、道路のセンターラインが消えてしまっている箇所があるので、改善してほしい。
・大柳川渓谷の魅力を町がもっと発信してほしい。


※参加された211名のうち、アンケートに答えていただいた方159名の回答

今回いただいたご意見は、今後の町政運営への参考とさせていただきます。今後も地域の皆さんと行政が一体となり、対話と現場主義による協働のまちづくりを進めてまいります。

※「出張!現場でトークミーティング」の内容については、町ホームページに詳しく掲載しています。

問い合わせ:政策秘書課 広聴広報担当
【電話】22-7216