くらし 特集 「災害に強いまち」は、一人ひとりの備えから​​(1)

災害発生時に、自身や家族の大切な命を守るための備えはできていますか。
市は、学校などの施設を「指定緊急避難場所」および「指定避難所」に指定し、災害に備えていますが、「自助」の取り組みとして、まずは一人ひとりの備えが重要です。
災害は「いつ」「どこ」で起きてもおかしくありません。平時から、避難経路の確認や家具の転倒防止対策、食料・生活用品の備蓄などに取り組むことが、被害の軽減につながります。
今回は、長野県自主防災アドバイザーと一緒に、災害への備えについてお知らせします。改めて、自身の災害への備えについて確認してみましょう。

特集の内容は動画でもご覧いただけます
※詳細は本紙をご覧ください。

■長野県自主防災アドバイザー
県から委嘱され、市や県と連携して、地域の防災力向上のための支援を行う方です。
上田市では、昨年度新たに4名のアドバイザーが加わり、計11名で活動をしています。

■自身や家族を守るために「家に備える備蓄品」
在宅避難する様子をイメージしながら、準備しましょう

▽食事・炊事関連飲料
・水(1人1日3ℓ)
・給水用ポリタンク・給水袋
・食料(レトルト食品、フリーズドライ食品など)
・簡易食器(割りばし、紙皿、紙コップなど)
・カセットコンロ・ガスボンベ
・食品用ラップ・アルミホイル
・クーラーボックス

▽衛生・生活関連
・非常用トイレ・トイレットペーパー
・新聞紙
・LEDランタン・懐中電灯
・電池・モバイルバッテリー
・体ふき・ウェットティッシュ

▽状況に応じて必要なもの
・乳幼児…ミルク、おむつなど
・女性…生理用品など
・薬

■「上田市災害ハザードマップ」をご活用ください
「上田市災害ハザードマップ」では、洪水・土砂災害などの危険箇所の確認のほか、防災・災害に関する情報収集手段や被災時の行動など、災害対応に役立つ情報を掲載しています。ハザードマップをとおして、改めて自身の災害対策を見直してみてください。
日ごろから、それぞれの事情に応じた対策を心掛けることが大切です。
ハザードマップは、市ホームページや市公式LINEの「防災情報」からご覧いただけます。

■普段使いが防災力に変わる「フェーズフリー」
防災用品を災害用として備える「特別なもの」だと思っていませんか?
使わない間に、気が付いたら賞味期限が切れているなんてことも。
フェーズフリーとは、「いつも(日常時)」と「もしも(災害時)」の垣根を無くし、どちらの場面でも活用するという考え方です。
日常の一工夫から、災害への備えを意識してみましょう。

▽アウトドア用品の活用
キャンプで活用するLEDランタンやカセットコンロ、キャンプ飯などは、災害時にも役立ちます。

▽フェーズフリー商品の購入
LEDライト付きや乾電池で充電可能なモバイルバッテリーなど、日常時と災害時、両場面で使える商品が発売されています。

▽ローリングストック
普段食べている常温保存可能な食品を多めに買い、賞味期限が早いものから消費し、その分を買い足すことで、常に一定量の食品を家庭で備蓄している状態を保つ方法です。
レトルト食品や缶詰などの賞味期限が長い商品は、ローリングストックによる備蓄に向いています。

過去の例では、3日以上支援物資が届かなかったことがあったため、食料や飲料水、生活必需品などの備蓄は、「最低でも3日分、可能な限り1週間分程度」を目安として確保しておくことが重要です。

■長野県自主防災アドバイザーが解説 フェーズフリー・備蓄のポイント
▽フェーズフリーのポイント
無理して何かを揃えるのではなく、「身近にあるものを何かに利用できないか?」を日ごろから考えることが大切です。
例えば、発泡スチロールは冷蔵庫、豆腐のパックは食器として利用できます。

▽家庭での備蓄のポイント
災害時に備蓄品がどこにあるか分からなくなることが多いです。
備蓄品用の棚を作っておき、そこからローリングストック法で使っていきましょう。

▽要配慮者の備蓄のポイント
乳幼児や障がいのある方などは、「いつもと同じ」が重要です。
いつも使っているもの・食べているものを備えるようにしましょう。

▽薬を服用している方のポイント
災害により医療機関を受診できない場合でも、「いつも服用している薬」が分かれば、受診しなくても薬局で薬をもらえる場合があります。
お薬手帳の携帯や、手帳の内容を写真に撮っておくと、災害時に役立ちます。

問合せ:危機管理防災課 
【電話】21・0123