- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県須坂市
- 広報紙名 : 広報須坂 令和7年2月号
◆節分
もともと節分は「季節を分ける」ということで、年に4回訪れる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉でしたが、今では、旧暦で1年の始まりの時期にあたる「立春」の前日のみを「節分」と呼ぶようになりました。また、節分といえば、2月3日と思いますが、実は、立春の前日なので、今年は2月2日になります。したがって、豆まきも2月2日になります。
豆まきは、1年の初めの季節の変わり目に、1年の無病息災を願って行われます。息災には、災害、病気、飢饉など災いを鎮めるという意味があります。豆を投げるのは、穀物には邪気を払う力があると考えられ、また、「魔を滅する=魔滅(まめ)」に通じ、さらに「魔を射る(射る=炒(い)る)」ために、「炒り豆」が使われます。わが家では、近年は、炒った落花生を使用しています。
今年は戦後80年、昭和100年です。世界では紛争が起こっています。平和の中で季節行事が行えることは幸せです。そして、家族で豆まきをし、節分料理を食べることは、子どもにとって人生の良き思い出になります。
2月上旬は1年で最も寒い時期ですが、2月後半になると徐々に春が近づいてきます。希望の春、新年度のスタートの準備の時期でもあります。
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