- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県須坂市
- 広報紙名 : 広報須坂 令和7年4月号
これまで、サウンディング型市場調査や今後のあり方アンケートを実施し、民間事業者、市民、施設利用者の皆さまからご意見、ご提案をいただいてきました。これらの結果と市の財政状況などを踏まえ、2027年4月以降の湯っ蔵んどのあり方(方針)を決定しましたので、お知らせします。
◆完全民営化を目指します(2027年4月以降)
◇実現するために
次の条件を付して、土地・建物を、民間事業者へ無償譲渡します
※譲渡先事業者は公募により選定
譲渡の条件:
・健康、福祉、観光振興、レクリエーション用途としての土地・建物の活用(地域交流拠点の形成)
・温泉事業の実施(2027年4月以降、現行の温泉事業を最低5年間継続)
・災害時における避難場所などとしての活用(災害時応援協定の締結)
※事前に民間事業者を対象にサウンディング型市場調査を行い、参入意欲の確認および譲渡条件に対し意見をいただく中で、今後、この条件が変更となる場合があります。
◇主な検討状況
次の3つの視点で検討しました。
・温泉事業(温泉施設)の必要性
健康福祉面からの市民ニーズ、災害時の入浴対応などから、温泉事業(温泉施設)は必要であると考えるが、温泉事業を継続するには、多くの要望があった改修や今後の維持管理などに多額の費用がかかることが想定される。
・施設整備など
市の財政状況を踏まえると、市がこれだけの大きな施設を引き続き長期にわたって所有していくことは困難であることから、民間事業者へ土地・建物を譲渡することが現実的な選択である。
民間の自由な発想と投資により施設のさらなる活用を図ることで、引き続き健康福祉、観光振興などを含めた地域交流拠点となることが期待できる。
・運営
民間事業者のノウハウや手法などを取り入れた運営とする。民間事業者が運営を担うことで、利用者ニーズや社会情勢などの変化に対応し、民間事業者の裁量で柔軟かつ速やかにサービスや経営に反映させることが可能である。
※検討経過などの詳細は本紙の二次元コードから市ホームページをご覧ください。
◇2025年度の予定
4月~5月:説明会を開催(詳細は下記のとおり)
6月~7月:サウンディング型市場調査の実施
◇説明会を開催します
・1回目
日時:4月24日(木) 午後6時30分~7時30分
場所:仁礼コミュニティセンター
・2回目
日時:5月8日(木) 午後6時30分~7時30分
場所:メセナホール 小ホール
※内容は同じです。
問合せ:商業観光課
【電話】026-248-9005