くらし 森といきる 伊那市(2)

●関係し合うから、森になり、関係し合うから、まちになる。

私たちの社会は、どこへ向かっているのだろう。
もう少し豊かにいきる道は、ないのだろうか。

様々な命が関係し合いながら、絶えず循環し、支え合う場所がある。
それは、森。

命の関わりが多様であるほど、森は豊かになる。私たちの暮らしもきっとそうだ。
様々な個性が関わり合うからこそ、まちは豊かになっていく。

森の命が、絶え間なく巡るように、想いや文化は受け継がれ、つづいていく。
森の命が、互いに支え合うように、私たちのつながりが、未来を強くする。

森といきる。
それは、森や自然界の命の営みから、畏敬の念を持って学びなおすこと。
そして、人と人、人と自然がつながる地域社会を次世代へつないでいくということ。

本当は森のように多様な私たちが、関係し合いながら共にいきるための願い。
それが、「森といきる」ということ。

(ブランドメッセージ)

■森といきるとは
私たちは今、「豊かさとは何か」を改めて問う時代にいます。東京一極集中や気候危機、人口減少、価値観の多様化の中で、これからの暮らしをどう育むのか――。
その答えの一つとして、伊那市はブランドスローガン「森といきる 伊那市」を掲げました。これは、自然と人の営みに根ざした、持続可能であたたかな生き方を未来へつなぐ宣言です。
「森といきる」とは、森を″資源“としてだけでなく森のような生き方や暮らし方、考え方としても捉えます。先人が築いてきた歴史や文化、景観や風土、そして世代を超えて重なり合ってきた人々の営みもこの言葉に込められています。
日々の暮らしの中で森を敬い、地域のつながりを大切にしながら、伊那ならではの未来をどう生きるのか。地域の皆さん1人1人がここでの暮らしに誇りを持ち、市民主体の共感できるまちを育んでいきます。

問合せ:地域創造課 地域ブランド推進係