- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県中野市
- 広報紙名 : 広報なかの 2025年4月号
■〔歴史〕中野市誕生20周年記念
春のテーマ展「アーカイブズで見る明治前期の豊津村」
1871(明治4)年の廃藩置県のあと、新しい地方政治のしくみが全国に広がり、各地の様子や人々の意見が役場を通して郡や県へ報告されました。戸長役場に残された記録史料(アーカイブズ)から、明治前期の豊津村(現中野市豊津)の村会・小学校の開設、産業や災害の様子が見えてきます。
期間:4月12日(土)~5月19日(月)
会場:常設展示室
■〔キッズ〕中野市誕生20周年記念
プラネタリウムリバイバル投影
過去に投影した人気番組をリバイバル投影します!
5月3日(土)(祝)~6日(火)(祝)の期間中は、下記のとおり投影します。
・午前11時~/午後3時~
名探偵コナン~探偵たちの星月夜(スターリーナイト)~
・午後1時30分~
くまのがっこう~ジャッキーのおほしさま~
■Column
○銅鐸(どうたく)に大穴!?
柳沢遺跡で見つかった銅鐸。今から2000年以上前、弥生時代の人々が祭りに使った鐘です。製作地は遠く離れた近畿地方。原材料は大陸からの輸入品。鋳造技術は超ハイテク。かなり希少な品だったはず。それが5個もあるんです。
そのうちの1号銅鐸。下半分以上が壊れています。発掘の重機が原因だそうです。割れ口を観察すると、なぜか滑らかな箇所が。新しい傷とは別に、もとから穴があったと考えるしかありません。かなり大きな穴です。しかも二箇所も。
これは「湯回り不良」と言って、溶けた金属が鋳型全体に行き渡らなかったことが原因です。鋳物としては、欠陥品と言うしかありません。北信濃の弥生人たちはどう考えていたのでしょうか。
だまされて欠陥品を押し付けられた?それとも、アウトレット?色々と想像が膨らむ資料です。たとえ欠陥品でも、歴史的な価値に欠けるところはありません。
■プラネタリウム投影情報
※詳しくは本紙をご覧ください。
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
観覧料:一般600円、高校生以下300円、未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料
休館日:火曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料
問合せ・申込先:市立博物館
【電話】22-2005【FAX】38-1290
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