健康 特集 暑い夏こそ健康に(3)

■学校給食からのおすすめ
「豚肉とキムチの炒め物」
ビタミンB1が豊富な豚肉と、食欲増進効果のあるカプサイシンが含まれるキムチを使ったがっつりメニュー!

エネルギー:91kcal
たんぱく質:6.4g
脂質:3.5g
食塩相当量:0.8g
※1人分当たり

○材料(4人分)
豚こま切れ肉…100g
A しょうゆ…小さじ1
A 酒…小さじ1/2
ニンジン…1/3本(50g)
タケノコ水煮…30g
ぶなしめじ…1/4株(50g)
小松菜…50g
緑豆春雨(乾燥)…25g
ごま油…小さじ1
おろしニンニク…小さじ1/3
おろしショウガ…小さじ1/3
白菜キムチ…50g
B 砂糖…小さじ1/2
B しょうゆ…大さじ1/2
B みりん…小さじ1/2

○作り方
(1)食べやすい大きさにカットした豚肉をAに15分ほど漬けて下味を付ける。
(2)ニンジンとタケノコは短冊切りにする。ぶなしめじは石づきを取り除き、小房に分ける。小松菜は2cmの長さに切る。
(3)春雨は熱湯でゆでて戻し、水気を切って半分の長さに切る。
(4)フライパンを熱し、ごま油、おろしニンニク、おろしショウガを入れ、豚肉を加えて炒める。ニンジン、タケノコ、ぶなしめじも加えて炒め、火が通ったら白菜キムチ、Bを加えてさらに炒める。
(5)4に春雨を加えて炒め、なじんだら小松菜を加え、味を調えて仕上げる。

○ひとくちメモ
量は各家庭に合わせて調節してください
キムチの塩味によって味の濃さが変わるため、味見をしながら調味料で調整してくださいね

◆今日の献立
・ごはん
・牛乳
・トックスープ
・豚肉とキムチの炒め物
・大根と水菜のサラダ

◆夏こそ豚肉!
豚肉には糖質をエネルギーに変えるはたらきのあるビタミンB1がたくさん含まれています。ビタミンB1には疲労回復効果もあり、暑さで疲れやすい今の時期には積極的に摂取したい栄養素のひとつです。
また、体を作る元になるたんぱく質も豊富。さっぱりとしたものや、喉越しの良い麺類に偏りがちですが、一食に一品はたんぱく質を意識したメニューを取り入れましょう!

■夏の定番
「野菜たっぷりドライカレー」
暑さで食欲が落ちるこの季節に、スパイスの香りがふわっと広がる野菜カレーを。豚肉のビタミンB1もプラスして、おいしく、元気に夏を乗り越えましょう。

エネルギー:288kcal
たんぱく質:13.8g
脂質:15.9g
食塩相当量:2.1g
※1人分当たり

○材料(4人分)
豚ひき肉…320g
ズッキーニ…1/2本(60g)
レンコン…中6cm(80g)
玉ネギ…1個(200g)
ニンジン…中1本(80g)
干しシイタケ…2枚(2g)
ミニトマト…4個(50g)
おろしニンニク…小さじ2
おろしショウガ…小さじ2
油…大さじ1
ドライカレーの素(市販)…50g

○作り方
(1)ズッキーニ、レンコンを3~5mmの輪切りにし、中火で熱したフライパンで両面焼いたら取り出す。
(2)玉ネギとニンジンを粗みじん切りに、戻した干しシイタケは食べやすい大きさに切る。
(3)切った玉ネギとニンジンを耐熱容器に移して、ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱する。
(4)熱したフライパンに油を入れて豚ひき肉を炒め、おろしニンニク、おろしショウガを加えてさらに炒める。
(5)4に玉ネギとニンジン、シイタケを加えて炒める。
(6)ある程度野菜に火が通ったら、ドライカレーの素を入れ、水分がなくなるまで炒める。(ダマにならないように水やシイタケの戻し汁を加え、素を煮溶かす。)
(7)皿にごはんと6を盛り、レンコン、ズッキーニ、1/4に切ったミニトマトを盛り付けて完成。

○ひとくちメモ
粗みじん切りの野菜で噛み応えアップ!オーラルフレイル予防に!
お子さんや辛味が苦手な方は甘口のルウを使ってくださいね

◆教えてくれたのは…
中野市食生活改善推進協議会(通称:食改さん)
会長 小林みどりさん

スローガン:私たちの健康は私たちの手で
~のばそう健康寿命 つなごう郷土の食~

○主な活動
(1)バランスの良い食生活の普及
(2)減塩と野菜摂取量増加のための啓発
(3)子どもから高齢者まで各世代に応じた食育の推進
(4)地産地消推進のための地元農産物を使用した料理の普及
(5)郷土食の継承

減らそう塩分!増やそう野菜!
適塩調味料でおいしくひくシオたすベジ習慣!

■トマトみそ
トマト…250g
みそ…30g

ざく切りにしたトマトとみそを鍋に入れて、弱火~中火で煮詰まるまで加熱する。