- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県飯山市
- 広報紙名 : 広報飯山 令和7年7月号
■常任委員会議案審査
委員からの主な質問および意見と市からの説明について抜粋して掲載します。
●予算決算常任委員会
▽議案第43号
令和7年度飯山市一般会計補正予算(第2号)
◎森林農地整備課
問:〔鳥獣対策事業〕クマ撃退スプレーが活性化センターに配置されているが、実際に現場で役立つよう配布数を増やし、その存在を積極的にアピールすべきでは。
答:クマ撃退スプレーは「いざという時の備え」として、活性化センターと各小中学校等に配置している。6月からは森林農地整備課で支援をしている補助事業や財産区委員会の山回りに限って、各区からの申し込みによりスプレーの貸与と爆竹の配布をしており、有効な対策があることを広く知ってもらうための普及啓発も兼ねている。今後も積極的なアピールを継続していく。
◎商工観光課
問:〔観光施設整備事業〕雪冷房については以前から視察や試験を繰り返している。今回はしっかり勉強して短期間で成果を出すことを期待するが、森の家での実証試験後の活用予定は。
答:今回の実証試験をふまえて、今後の方針を検討していく。
◎移住定住推進課
問:〔住宅耐震対策事業〕耐震改修工事の補助対象の昭和56年5月以前の建物について、改修はどのくらい進んだか。
答:市の制度を利用して行われた耐震改修工事は34戸。
◎子ども育成課
問:〔児童福祉施設整備事業〕保育園の遮熱カーテンの設置状況は。
答:しろやま保育園といずみだい保育園は既に設置済み。今回は、とがり保育園と木島保育園の2園分を計上した。状況を見て来年度以降他の園にも購入したい。
◎選挙管理員委員会
問:〔参議院議員通常選挙執行事業〕飯山高校に期日前投票所を開設する経緯および開設時間と利用対象者は。
答:若年層の投票率向上および主権者教育のため、選挙や政治に参加するきっかけを作り、投票への意識を高めてもらうことを目指し、飯山高校と協議し開設する。生徒が投票しやすいよう学校行事後や授業の状況に合わせ、お昼前後の時間帯に限定して設けるよう調整中。投票所は教室に設置するため、対象は飯山市の有権者の生徒と教職員に限定する。
◎危機管理防災課
問:〔自主防災会育成強化事業〕自主防災会への補助金の想定申請件数は。活動に対し地元負担はあるか。
答:当初予算では20万円を上限に3件を想定したが、既に3件の申請があった。今後の申請に備えて40万円の増額補正予算を計上する。この補助金は事業費の7割を補助するもの。3割は地元負担となる。
◎企画財政課
問:〔公共交通運行事業〕(仮称)いいやま相乗りタクシー実証実験における、高齢者等の登録想定人数200人の根拠は。
答:現在の乗り合いタクシーを定期利用している方がおよそ200名。その全員が( 仮称)いいやま相乗りタクシーに移行しないとしても、新規で登録する方も含め、最終的に200名程度を見込んでいる。
問:ICカード作成等、高齢者には利用に関する不安があると思うが、PRの方法は。
答:7月の広報飯山でお知らせし、その後はチラシを作成するなど、広く市民に行き渡るよう広報活動を行う。特に高齢の方々には、実際にスマートフォンなどを触ってもらいながら丁寧に説明することが必要と考え、各地域に出向いて直接説明会を行う予定。
▽議案第53号
専決処分事項の承認を求めることについて〔令和6年度飯山市一般会計補正予算(第12号)〕
◎商工観光課
問:〔宿泊施設等整備補助事業〕令和6年度予算が未執行の理由は。
答:補助要綱に基づき申請があった場合に補助金を支出するが、令和6年度は申請がなかった。今年度は対象となる改修項目を増やすなど、より申請しやすくなるよう要綱を見直した。
◎危機管理防災課
問:〔高齢者等玄関先除雪支援事業〕補正額が当初予算のほぼ倍となっている。当初予算額の計上基準は。
答:当初予算は過去の実績を考慮し計上している。この冬は降雪量が多く、前年に比べ出動回数が大幅に増えた。
問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005