- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県東御市
- 広報紙名 : 市報とうみ 2025年4月号
予防接種は、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするためにワクチンを接種することをいいます。また、病気にかかったとしても、重い症状になることを防ぐ効果が期待されます。
『予防接種法』により、接種対象者、接種できる期間が定められた定期接種には、下図のとおり「A類疾病」と「B類疾病」の予防接種があります。
◆A類疾病
対象者全員が受けるべき予防接種です。これらの感染症は感染力や重篤性の大きいことから、その発生やまん延を予防するものです。
(主に、赤ちゃんやお子さんが接種します。母子手帳等で接種漏れがないか確認いただき、予防接種を受けましょう。)
・ジフテリア
・百日せき
・破傷風
・ポリオ
・Hib感染症
・B型肝炎
・小児の肺炎球菌感染症
・結核(BCG)
・麻しん
・風しん
・水痘
・日本脳炎
・ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症
・ロタウイルス
※接種費用は全額市が負担しています
◆B類疾病
対象者が希望する場合に受ける予防接種です。個人の発病や重症化を防止し、併せてまん延の予防に資するものです。
・高齢者インフルエンザ
・新型コロナウイルス感染症
・高齢者の肺炎球菌感染症
・帯状疱疹
※接種費用の一部を個人に負担していただいています
・ご確認ください
接種費用は、助成が受けられる時期や年齢があるので接種前に確認してください。
※万が一、定期接種のワクチンにより健康被害が生じた場合に備え、健康被害救済制度が設けられています。
※定期接種以外の予防接種は任意接種で、接種費用は原則個人負担です。
■令和7年度の予防接種について
◇HPVワクチン(子宮頸がん予防)の接種機会確保(キャッチアップ接種)期間が1年延長となります
対象者:東御市に住民票がある平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女子で、令和4年4月1日〜令和7年3月末までの間にHPVワクチンを1回以上接種し、合計3回の接種を完了していない方
(キャッチアップ接種対象者および平成20年度生まれの方が対象です)
接種期間:令和8年3月31日まで
ワクチンの種類:
(1)サーバリックス
(2)ガーダシル
(3)シルガード9
※決められた間隔をあけて、原則同じワクチンを合計3回接種してください。
接種費用:無料
・過去の接種歴が確認できる母子手帳等を持参して医療機関で接種してください。
・紛失、転入等で予診票がない場合は、市健康推進課までご連絡ください。
◇高齢者の肺炎球菌予防接種
対象者:東御市に住民票がある方で
(1)接種当日に65歳の方
(2)接種当日に60歳~64歳であって、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能障害、またはヒト免疫機能障害を有する方
・過去に高齢者用肺炎球菌ワクチン(23価)の接種を受けたことのある方は対象外です。
・対象者には65歳の誕生月に予診票を郵送します。
接種費用:2,000円
※接種後、医療機関でお支払いください。
◇4月から帯状疱疹の定期予防接種を開始します
対象者:東御市に住民票がある方で
(1)年度内に65歳を迎える方(昭和35年4月2日~36年4月1日生まれ)
(2)令和7年度から令和11年度までの5年間に限り、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳※となる方。
令和7年度は以下の方が対象となります。
・70歳(昭和30年4月2日~31年4月1日生まれ)
・75歳(昭和25年4月2日~26年4月1日生まれ)
・80歳(昭和20年4月2日~21年4月1日生まれ)
・85歳(昭和15年4月2日~16年4月1日生まれ)
・90歳(昭和10年4月2日~11年4月1日生まれ)
・95歳(昭和5年4月2日~6年4月1日生まれ)
・100歳(大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれ)
※令和7年度に限り、年度内に100歳以上になる方(大正14年4月1日以前生まれ)も対象となります。
(3)60歳~64歳を迎える方でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方
※定期接種の対象年度以外は任意接種となり、全額自己負担になります。
ワクチンの種類と接種回数:ワクチンの接種は2種類あり、いずれか1種類を接種します。
(1)生ワクチン 1回接種
(2)組換えワクチン 2か月以上の間隔で2回接種接種
費用:
(1)生ワクチン 2,400円
(2)組換えワクチン 12,800円(2回分)[@6,400円/1回あたり]
※接種後、医療機関でお支払いください。
・帯状疱疹にかかったことのある方も対象です。
・帯状疱疹ワクチンの交互接種は認められていません。
(1回目に組換ワクチンを接種した方は2回目の接種も組換ワクチンです。)
・任意接種として組換えワクチンを1回接種している方は、残り1回分の接種を受けてください。
・生ワクチンを1回以上接種したことのある方、または組換えワクチンを2回以上接種したことのある方で、帯状疱疹の予防接種を行う必要がないと認められる方は接種対象者から除外されます。
・対象者へ予診票を郵送しますので、病院に必ず持参して予防接種を受けてください。
詳細はこちら
・市ホームページ
※二次元コードは本紙参照
問い合わせ先:健康推進課 保健地域医療係
【電話】64-8882