- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県小海町
- 広報紙名 : 小海町公民館報 第556号
明けましておめでとうございます。
元旦に、若水でいれたお茶を飲む習わしがあります。若水は一年の邪気を払うとされます。我が家は、今は水道水を使っていますが、昔は家長が川まで汲みに行ったそうです。若水でいれたお茶をいただくと、気持ちも新たに、背筋が伸びる思いがします。
小海町は、豊かな水源に恵まれています。「小海町のお宝一〇〇選」には、下沢の岩清水、五箇の清水、笠原の清水端の水、上智の水源、卒道の湧き水が掲載されています。町内の家庭にひかれた水道水がとても美味しいのも、この恵まれた環境のおかげだと思います。
時に水は、津波や豪雨など脅威にもなりますが、人間は水がなければ生きていかれません。日々の暮らしも水に支えられていますし、人間の体も大概は水でできています。
この小海町の澄んだ美味しい水を飲んで、今年も一年元気に過ごしたいと思います。