子育て 共育の広場 7月号 Vol.87

■小海小学校 最近の様子から
雨が降ると子ども達は校庭で思い切り遊ぶことができません。だからといって体育館で遊べる学年も限られてしまいます。教室で過ごすこともできますが、子ども達はやはり体を使って思い切り遊びたいものです。
そこで、6年生が校舎内でも遊べるよう、楽しい遊び場を考えてくれました。安全で、低学年も楽しめる遊び場を校舎内の数カ所に創り出してくれました。休み時間や昼休みにはどのブースでも行列ができるほど楽しんで遊んでいる子ども達の姿があります。外で遊べない中でも工夫して遊ぶ方法を考えた6年生のおかげで、全校が笑顔になっています。自分たちだけでなく、周りの人と共に楽しく過ごす事を考える力が育っていることが嬉しいです。
また、PTAの方による読み聞かせが始まりました。読み聞かせの時間では、身を乗り出して絵本の場面をじっと見つめる子、お話の場面によっては思わず笑ったり驚いたり、素直な反応を見せる子どもの姿が見られ、子ども達が本の世界を楽しんでいる様子がうかがえました。今後も読み聞かせが3回予定されております。毎回子ども達が楽しみにしている時間の一つになっており、ありがたいです。

■小海中学校 中体連東信大会 躍動しました
6月7日(土)のバスケットボール、サッカー、卓球、陸上競技を皮切りに、3週間にわたり東信大会に参加しました。地域展開により、南佐久郡内の中学校と合同チームを組んで試合に参加しました。
今年も、週末以外の火曜日に、南佐久郡の中学校4校すべてが5時間授業にしてバスで移動し、練習を会場に分かれて合同練習を行いました。大会では南佐久のユニフォームを着て、チームワークもよく、頑張る姿が頼もしかったです。生徒たちは、週末以外にも平日に合同練習をしたおかげで、仲良くなり仲間が増え、楽しく活動する姿がありました。各部活とも持っている力が十分に発揮できました。残念ながら敗退してしまった部活動もありますが、さわやかな笑顔で大会を終えることができたと思います。各町村の協力やご家庭のご理解があり、生徒たちが精一杯活動できたことに感謝申し上げます。

■今!小海高校 学校の今を伝えます~行事・挑戦・未来への一歩~
◇春のクラスマッチ
本校では、春と秋の年2回、クラスマッチを開催しています。今年の春の大会は6月5日(木)に行われ、卓球・バドミントン・キックベースの3競技で熱戦が繰り広げられました。ユニークな選手宣誓を皮切りに、3年生は最高学年としての意地を見せ、2年生も昨年の好成績を超えるべく奮闘。1年生もバレーボールで勝利を収め、先輩たちの悔し涙が印象的でした。秋の大会も今から楽しみです。

◇スケート班受賞報告
6月17日(火)に第33回ABNスポーツ大賞授賞式が開催され、2年生の佐々木泰雅さんと関口綾野さんが新人賞を受賞しました。両名は今年度も世界大会を中心に活躍予定です。また、2人に加えて3年生の仲野六花さんと男女スケート班が教育委員会より表彰を受けました。今年度のスケート班は10名体制で全日本や世界で活躍できるよう日々練習に励んでいます。地域の皆様の応援を力に、さらなる飛躍を目指します。

◇企業説明会
3年生は学校行事や学習と並行して進路実現に向けた活動も行っています。6月6日(金)には佐久穂町茂来館にて「佐久穂町・小海町合同企業説明会」が開催され、本校からは就職希望の2・3年生30名が参加しました。企業の方々から丁寧な説明を受け、積極的に質問する姿が見られました。生徒たちは将来の自分を思い描きながら、貴重な学びの時間を過ごしました。