健康 [毎日健康生活]健康づくり推進委員だより

■3月26日(水)開催 演題「フレイル予防のための運動」~ウォーキングやストレッチを一緒にやってみましょう~
講師:長野県運動アドバイザー 井出翔太氏
井出先生からは、生活の中で「行きたい」「食べたい」「話したい」という小さな目標・楽しみを持ち、その楽しみに向けてストレッチや運動を行うことがフレイル予防に効果的というお話がありました。お話を聞いた後、先生と一緒にストレッチや運動を行いました。ストレッチの一部をご紹介します。運動や活動の前に行うと効果的です。

◇ふくらはぎのストレッチ
[Point]机や壁など動かないものにつかまると体が安定します。

◇足の裏側のストレッチ
[Point]机や壁につかまり、片足を前にだし、つま先を上にあげます。反対の足のヒザは曲げてもよいです。前に出した足の裏側がのびていることを感じられればOKです。

◇太ももの前側のストレッチ
[Point]机や壁など動かないものにつかまり、片足を曲げ足首をつかみます。曲げている足の太ももの前側が伸びていることが感じることができればGood!

■いつまでもハツラツと元気な毎日を送るためのからだづくり
講師:NPO法人さなだスポーツクラブ クラブマネージャー 宮本恵美氏
宮本先生からは、人の筋肉量は、40歳代から年間1~2%ずつ減少し、70歳ごろまでに筋肉量は30%、筋力は40%低下するという話がありました。加齢に伴い、身体や精神・心理面などの活力が低下した状態をフレイルといいますが、有酸素運動・無酸素運動(筋トレなど)・ストレッチを取り入れた運動を行うことで、身体的なフレイルを予防できます。実際に、先生と一緒に体を動かし、頭の体操も取り入れながら、笑いのある、とても楽しい運動研修となりました。

[Point]
有酸素運動:効果的な心拍数を保ちながら、脚・腰の筋肉・骨に適度な刺激を加えることが必要です。
例)ウォーキング、水泳、ジョギングなど。特にウォーキングは手軽にできる運動で効果的です。これから始める場合は、1日4000歩~5000歩を目標にしてみましょう。

[Point]
無酸素運動:全身の筋肉の70%は下肢に集中しているので、日常生活に必要な動作となる下肢の筋肉を鍛えることが大切です。(週2~3回)
例)スクワット、足の横上げ、片足上げ、つま先立ち1日10回3セットを目標にしてみましょう。つま先立ちは、歯みがきをしながら行うなど、ながら筋トレもおすすめです。

問合せ:保健福祉課健康づくり係
【電話】68・3494