- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県箕輪町
- 広報紙名 : 広報みのわ「みのわの実」 令和7年9月号
◆手塚 圭代(てづか かよ)さん (3年目)
【電話】080-5324-6546
上古田で空き家の再生をし、ゲストハウスプレオープンを目指しています。家の中の木工事は粗方終わり、左官仕事の日々です。古くなった繊維壁を剥がし、補強し、下地処理をした上で、仕上げの漆喰や中塗りをしています。
室内完成後、建具や造作家具の制作に取り掛かります。同時進行で、蔵も着手しました。箕輪中学生の職業体験で、土壁の解体と材料作り、桧の鉋がけを行いました。古くなった土壁は、新しい土と藁と混ぜ、再利用することが出来ます。古い壁を利用することにより、より強い壁になるそうです。解体した土壁を細かく砕き、ふるいにかけ大きな石を取り除き、新たな壁のための材料作りを行いました。子供達は、初めての作業に苦戦しながらも、真剣に取り組み、鉋がけは何度も挑戦し、納得のいく鉋屑を出せるように、試行錯誤していました。
10月に、外壁の材料となる焼杉を作る予定です。詳細が決まり次第、箕輪町の協力隊のインスタ等で告知予定です。焼杉は、炭化させることにより、耐久性、防虫・防腐効果を高めることができます。
再生中の上古田の家は、見学、工事の相談を随時受け付けています。ご興味ある方は、ご連絡下さい。