イベント 消防団 大火記念日行事

昭和二十五年五月十三日から十四日にかけて発生した火災では、罹災世帯六一五世帯、二七九七名の住民の方々が被害に遭われました。
町と消防団では、この大火を教訓に、火災の恐ろしさを忘れることなく、二度と大火を起こさないようにと、昭和二十六年から毎年この時期に、大火記念日行事を実施しており、今年は五月十一日(日)に行われました。
当日は早朝より、天狗山公園で火災が発生した想定で、町消防団と木曽消防署の合同による模擬火災訓練が行われました。今回の訓練では高低差のある箇所での消火活動への理解を深めることを目的とし、消防団員は小学校のプールや防火水槽から天狗山公園までの長い坂道でホース展張と放水訓練を行いました。その後、諏訪神社境内にて鎮火祭が執り行われ、町内の今年一年の無火災・無災害と団員とそのご家族、関係者の健康を改めて祈りました。
式典後には、消防団員が管轄地区内の各家庭を巡回し、消火器や火災報知器の点検確認を呼び掛ける火の元点検を行いました。