くらし 森林鉄道再生事業 制動車レストア作業

上松町観光協会は町内に残された「森林鉄道」を遺産として後世に受け継いでいくために、車体の塗装、整備を行う「森林鉄道再生プロジェクト」に取り組んでおり、二〇二五年の活動として、制動車のレストア(修復・復元)を行っています。
制動車はブレーキ装置が設置された車両で、国内でも現存が珍しいものです。
調査・解体された制動車は、使える部品はできるだけ残し、交換する部品も当時と同じ木曽ひのきを使って、修復を行っています。
八月二十四日(日)と九月二十三日(火・祝)には、一般の方を募っての塗装作業が行われ、参加した森林鉄道愛好家達によって、制動車は現役当時と同じ鮮やかな赤色に戻りました。