くらし 地域おこし協力隊通信 No.78

村田 千春隊員
(観光振興)
こんにちは。山形村地域おこし協力隊の村田です。冬の寒さも和らぎ、少しずつ春の気配を感じるようになりましたね。私はこの冬、2年目の活動に向けた準備や卒隊後の事業について考える日々を過ごしました。その中で改めて思ったのは「この村にはもっと多くの人に知ってもらいたい魅力がたくさんある」ということです。
私は、山形村が持つ自然や文化、四季折々の風景、暮らしの知恵、美味しい農産物にとても魅力を感じています。実は協力隊として着任する前から、「実際に体験しその魅力を深く味わうことができる宿泊施設があれば、村の良さをもっと伝えられるのではないか」と考えていました。
このような宿泊施設があれば、収穫体験やお蕎麦を食べに来た人が村での滞在時間をもっと楽しめます。さらに、宿泊施設そのものが村の魅力を体験できる場になれば、ここでしか味わえない特別な時間を提供できます。
・農業・稲作体験や季節の手仕事ワークショップ
・地域の人と観光客が気軽に交流できるスペース
・村の食材を活かした料理・食材の購入ができる
ここで過ごす時間が「また来たい」と思える思い出になったら、この村のファンがもっと増えていくはずです。私自身、一度村を離れたからこそ様々な魅力に気が付きました。子どもの頃は当たり前だった̶̶採れたての野菜や果物の美味しさ、土や田んぼに触れる楽しさ、この村ならではの風景̶̶それらが、実はとても特別な経験でした。
「この村に来たからこそできる体験」を形にしていくこと。それが、私の目指す観光振興のカタチです。2年目は実現に向けて活動していきたいと思っています。

■協力隊企画「農業体験 畑やってみ隊」
2年目の活動のひとつとして、幸地隊員と共に農業体験を企画しました。今年は土おこしから収穫・片付けまで、野菜作りのすべてを体験できる内容です。昨年は、植付・種まき・収穫だけの体験でしたが「もっと学びたい・草取りだけでも楽しい」という声もあったので、今年は畑仕事のすべてを体験できる内容にしました。「農業に興味はあるけど、やる機会がない・畑仕事を体験してみたい!」そんな方は、ぜひこの機会に一緒に畑をやってみませんか?

詳細は山形村公式ホームページをご覧ください!