- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県関市
- 広報紙名 : 広報せき(Seki Gocoro) 令和7年4月号
◆策定の背景
市では、少子高齢化と人口減少社会を迎え、福祉のための予算が拡大する一方で、今後厳しい財政状況となることが見込まれるため、持続可能な公共施設サービスの実現に向けて「関市公共施設再配置計画」を平成28年3月に策定し、倉知小学校と倉知ふれあいセンターを統合する方針としました。
また、半数以上の小・中学校が標準規模を下回る状況にあるなか、望ましい学校規模の適正化を進めていくため「関市学校規模適正化計画」を令和6年12月に策定し、倉知小学校と南ケ丘小学校を再編する方針としました。
こうした背景から、令和11年度の使用を目指して、倉知小学校の敷地内に倉知小学校、倉知ふれあいセンターおよび南ケ丘小学校を統合した、新たな公共施設を整備します。
※詳細は本誌P.13をご覧ください。
◆策定の経過
基本構想の策定にあたっては、市民ワークショップ、教職員・PTAアンケート調査などを実施して、意見を伺いました。
▽ワークショップの開催概要
・グループ討議
・発表・共有
◆コンセプト・基本方針
○コンセプト
新しい時代に対応した“学校教育”と“地域コミュニティ”が連携・交流する多世代にぎわい拠点
基本方針1:多世代交流の促進
社会と連携・協働した教育活動を充実させるため、地域住民等と連携した多世代交流の促進を図ります。
基本方針2:時代と地域に合った教育環境の整備
教育活動のさらなる推進のため、ICT環境の充実やふるさと教育の充実のための時代と地域に合った教育環境の整備を行います。
基本方針3:安全・セキュリティの徹底
施設間での相互利用や共同利用等による利用者間での事故やトラブルにつながるリスクに適切に対応ができるよう、施設整備において安全・セキュリティの徹底を図るものとします。
基本方針4:誰もが使いやすい運用
幅広い年齢層が集まることから、快適な学習環境、執務環境、利用環境の確保のほか、施設のバリアフリー化などに配慮し、各利用者の特性に合わせた誰もが使いやすい運用ができる施設とします。
基本方針5:地域の拠点としての役割
地域住民にとっても身近な公共施設として、まちづくりの核、生涯学習の場としての活用を一層積極的に推進するための地域拠点とします。
※5つの基本方針によりコンセプトを達成するものとします。5つの基本方針は、それぞれ独立したものではなく、相互に関連し合うものとします。
▽コンセプトのイメージ
※詳細は本誌P.12をご覧ください。
◆スケジュール(予定)
※工事内容や事業の進捗により変更となる場合があります。
◆複合化施設のレイアウト(例)
いただいたご意見等は、今後の設計・整備に反映します。
以下は複合化施設のゾーニングおよびレイアウト(例)です。
※詳細は本誌P.12をご覧ください。
基本構想の詳細は、市ホームページをご覧ください。
照会先:管財課
【電話】23-7716