文化 〔特集〕未来につなぎたい地歌舞伎の魅力(4)

◆市文化振興会所属の8保存会を紹介します。地元でなくても参加OK!まずは稽古を見学しませんか。
▽山岡歌舞伎保存会
古くは神社に舞台が作られ、終戦後は祭礼などで地歌舞伎が楽しまれていたという。
保存会は平成7年に結成され、毎年の自主公演を行ってきた。現在は、市伝統芸能大会などへの出演と、子ども歌舞伎の指導を行っている。

問合せ:水野
【電話】090-1412-3851

▽恵那歌舞伎保存会
恵那ライオンズクラブ会員がメンバーの保存会。平成9年に、クラブの役員引き継ぎを「白波五人男」の口上で行ったことが保存会の継承につながった。市伝統芸能大会への出演や客演などの活動をしている。練習場所は市福祉センターなど。

問合せ:鈴木
【電話】25-6505(代表)

▽明智町歌舞伎保存会
大正時代には劇場「常盤(ときわ)座」があり、地歌舞伎や演劇が盛んに行われていた。昭和58年の明智文化センター建設を機に保存会が結成された。
隔年で自主公演を行ってきたがコロナ禍で中断、令和6年に地域の協力を得て公演を行った。

問合せ:堀
【電話】090-2681-4345

▽東野歌舞伎保存会
かつては歌舞伎小屋「恵東(えとう)座」があり、盛んに地歌舞伎が演じられていたという。小屋は解体されたが、平成3年に有志で保存会が結成されて復活した。小学校のクラブ指導と、毎年11月第4日曜日の公演各種イベントへの参加などをしている。

問合せ:渡辺
【電話】090-4850-1918

▽串原歌舞伎保存会
江戸中期に始まり、最盛期には地区ごとに歌舞伎小屋が建てられ、一座を組んで巡業に出ていたという。
保存会は、昭和46年に結成された。昭和56年から小学校で指導を行う他、毎年11月第3日曜日にに地域の祭りで公演を行っている。

問合せ:堀
【電話】090-1099-6134

▽三郷歌舞伎保存会
歌舞伎小屋「宮盛座」を拠点に活動。歌舞伎愛好家の団体から保存会に発展したが、会員数の減少で活動できず、小学校のクラブ指導を行いながら会を続けてきた。
令和4年から保存会への参加を呼びかけ、本年度宮盛座での公演が実現した。

問合せ:小林
【電話】090-2262-9650

▽上矢作町歌舞伎保存会
昭和31年に保存会結成。休止期間を経て、昭和50年に活動を再開、自主公演を行っていた。その後、数回の活動休止がありながらも、平成14年に復活公演を行い、平成25年まで大会を隔年で開催した。
現在は活動を休止している。

問合せ:安藤
【電話】080-1771-5289

▽飯地五毛座歌舞伎保存会
昭和27年に結成された同好会が前身。国の登録有形文化財にも登録されている歌舞伎小屋「五毛座」を拠点に活動。地域の「祭りや敬老会の他、隔年で自主公演を行う。子ども歌舞伎だけでなく笠周地域の中学生にも声をかけて活動している。

問合せ:肥田
【電話】090-7697-4108

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問合せ:文化課
【電話】26-2153