- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県美濃加茂市
- 広報紙名 : 広報minokamo 令和7年4月号
■自分で考えて行動する古井の子
古井小学校
本郷町1-9-8
【電話】25-2736
本校の学校教育目標は「自分で考えて行動する古井の子」です。この目標は、20年後、自分の考えを持ち自ら行動し、未来を切り開く大人になってほしい、という願いが込められています。このことから、古井小では「話し合う」ことを大切にしています。
まず授業では、仲間との意見交流を中心としています。例えば「僕はAだと思います」と話すだけでなく、「どうしてAにしたの?」「○○だからAがいいと思ったよ。じゃあ、なぜ○○さんはBなの?」と、双方向で何度も考えを伝え合う授業をしています。そして授業の終わりには誰と交流したか、意見は変わったのかなど、振り返る時間を設け、仲間との意見交流の楽しさに気付くことができるようにしています。
さらに、学校生活について全校で話し合うことにも取り組んでいます。例えば週1回の「ロング昼休み(少し長めの休み時間)」の使い方について、各学級でそのよさや課題を話し合い、それを元に5~6年生の代表児童と先生代表で「二コビー会議」を開きました。その結果、ミニ掃除をする、休憩タイムを作るなどの案が出され、休み時間の過ごし方が決まりました。
話し合うことは時間がかかります。しかし、自分の考えをもって仲間と意見を練り合う体験は、未来を切り開く原動力になると信じています。これからも、話し合う古井小の子を育んでいきます。
※ニコビーとは、古井小PTAキャラクターで、桜の妖精です
■みのかもっこNo.130
▽古井小をよりよくするために
古井小学校6年 栗本陽翔(くりもとはると)さん
僕は学級委員として、「ニコビー会議」に参加しました。ニコビー会議とは、5~6年生の各クラスの代表者と先生の代表者が集まって、古井小学校をよりよくするために話し合う会議です。
この会議で、「ロング昼休み」について話し合いました。僕が休憩する場所について意見を言うと、その意見が取り入れられたのでうれしくなりました。みんなで話し合いながら、古井小学校がよりよい学校になっていく、という実感がわきました。
僕は、こうした取り組みが古井小の目標「自分で考えて行動する古井の子」につながっていると思います。これからも、古井小学校のことを自分たちで考え話し合って決めていきたいと思います。
問合せ:学校教育課教育指導係
【電話】内線464