くらし もっと便利に更新!「高機能消防指令センター」~映像通報システムの導入~

市役所の隣、西部方面消防署3階にある「高機能消防指令センター」では、市内からの119番通報を受け、消防車や救急車を出動させる業務を行っています。このたび、防衛省の令和6年度補助「防衛施設周辺民生安定施設整備事業」を活用し、老朽化した設備を更新。新たに「映像通報システム」を導入し、119番通報時に、映像を活用した迅速・的確な対応が可能になりました。
市民の皆さんの安心・安全な暮らしを守る高機能消防指令センター。今回、新しく導入したシステムについて、皆さんにお伝えします。

■映像通報システム
映像通報システムとは、指令員が通報者とテレビ電話をすることで、傷病者の状態や災害現場の詳しい状況を把握するシステム。通報者から送られてきた映像で、指令員が現場の状況をより詳細に理解することができます。また、通報者も指令員の指示を聞くことができるので、不安な気持ちを取り除き、的確な救助活動を行うことができます。
119番通報の後、このシステムを活用し、指令員の指示のもと、通報者が救助活動などを行います(詳細は下記参照)。
なお、テレビ電話で映像を映し出すには、通報者に通信料が発生しますが、人命救助のため、ご協力ください。

○映像通報システムの流れ
(1)119番通報
傷病者を見つけたら、119番通報する
(2)テレビ電話の承諾
状況に応じて、指令員がテレビ電話を依頼。その後、通報者がショートメッセージを受信し、届いたメッセージに記載されたURLをタップして、「通報する」ボタンを押す
※詳しくは本紙をご覧ください。
(3)GPS機能をオン(位置情報を許可)
スマートフォンの基本設定などから、GPS機能(位置情報)をオンにする
(4)傷病者の状況を撮影・救助活動
傷病者の状況をスマートフォンで撮影し、指令員に状況を伝える
心肺蘇生法など、指令員の指示に従い、救助活動を行う

■再現動画はこちら
実際に119番通報から、指令員の指示を受け、救急活動を行う一連の流れの動画を作成しました。本紙QRコードから、ご覧ください。

詳細:消防課指令室
【電話】058-371-0119