くらし まちの話題いろいろ

■引き継ぐ伝統 創り上げる足跡
2月13日(木)に町民会館にて、養老小学校6年生児童による令和6年度卒業記念公演オペレッタ「養老物語」が上演されました。同校では総合的な学習の中で、町の自然や伝統、文化などを学びながら他者を思いやる心などを育んでいます。その集大成として、親孝行息子「源丞内」の生き方や精神を歌や演技で表現し、卒業生から後輩たちへ引き継いでいくことが伝統となっています。
伝統として引き継ぐのはもちろん、今年は町制施行70周年を迎えたことにも触れるなど、自分たちでアレンジを加えてオペレッタを創り上げ、後輩たちへ受け継ぎました。ふるさとを誇りに思う心の込もった作品は観客の心に響き、フィナーレには大きな拍手が送られました。

■本とふれあい、思い出を
2月25日(火)に岐阜県民共済生活協同組合(岐阜市)より、児童向けの図書など84冊を寄贈いただきました。同組合は2018年から県と県内市町村に対して、図書などの寄贈を継続的に行っています。
林直美理事長は「地域に根ざした企業として、感謝の気持ちを込めて、児童向け図書を中心に寄贈しました。養老町の子どもたちにとって、本に触れ、手に取るきっかけとなってくれると嬉しいです。本を読むことは学習や教育にも繋がると思います。また、紙でできた本とふれあうことで、内容が記憶に残り、思い出となると思うので、今後も寄贈を続けていきたいです」と話しました。
寄贈いただいた図書は、町図書館にて貸出用として設置します。

■地域に寄り添い、未来(あした)をつなぐ
大垣西濃信用金庫(大垣市)の創立100周年を記念し、同金庫より企業版ふるさと納税制度を活用して50万円を寄附いただきました。また、これまで『だいしん緑化文化振興財団』をはじめとした関連団体からも寄附をいただいています。
2月28日(金)に小川章理事長が川地憲元町長を訪問し、「創立100周年を記念し、『未来(あした)をつなぐ』をスローガンに掲げ、地域の皆さまの未来に寄り添い、輝く明日を切り拓くという思いを込めて寄附しました。今後も地域社会の更なる発展のため、地域とともに歩んでいきたいです」と話しました。
いただいた寄附金は、地域住民が主体となって運営・活動する「地域自治町民会議」の設立や運営の支援を行うために活用させていただきます。

■連携強める2つの協定
3月6日(木)に町と日本郵便株式会社は、相互に連携し、地域の様々な課題に迅速かつ適切に対応し、住民サービスの向上と地域の活性化を図るために「包括連携等に関する協定」、気候変動適応法に基づくクーリングシェルターとして町内の郵便局を開放し、熱中症被害発生の防止を図るために「気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設に係る協定」を締結しました。
加納道夫養老郵便局長(写真左)が「今回の協定締結をきっかけとして、町と連携して地域の問題解決に向けて取り組んでいきたいです」と意気込みを話すと、川地憲元町長は「様々な課題を抱えている中で、手を取り合っていけることは大変ありがたいです。幅広い分野でお力添えいただけること頼もしく思います」と期待を寄せました。

■ひとつずつ課題を解決していくために
3月5日(水)に養老町生活学校より、公共施設を利用する身体の不自由な人を支援するために車椅子1台を寄贈していただきました。町生活学校は、環境を守るための活動や福祉活動など、身近な生活課題の解決に向け、多岐にわたり取り組んでいます。なお、車椅子の寄贈は平成12年から毎年継続して行われています。
川地憲元町長は「これまでに寄贈いただいた車椅子と同様に、公共施設を利用される高齢者や障がいを持つ人など、身体の不自由な人に使っていただくために設置します。福祉にも目を向けて活動いただいていることに対して深く感謝しています」と謝辞を述べました。
寄贈いただいた車椅子は、公共施設などにおいて貸出用として設置します。

■いい流れを繋ぐピッチング
岡山県で開催される第33回ヤングリーグ春季大会への出場を報告するために、岐阜清流ヤングに所属する松岡奏夢(かなめ)選手(写真左)と片山さくら選手(写真右)が3月10日(月)に川地憲元町長を訪問しました。
川地町長が「感謝と誠意の気持ちを忘れることなく、県、町の代表として、自分の持ち味を活かして活躍してください」とエールを送ると、松岡選手は「まずは1勝し、優勝を目指したいです。中継ぎとしてチームに貢献し、自分のピッチングでチームにいい流れを作りたいです」と意気込み、片山選手は「一戦一戦しっかりと戦いたいです。中継ぎとして、前のピッチャーから引き継いだ流れを崩さないようなピッチングをしたいです」と大会での目標を話しました。

■ご長寿おめでとうございます
西脇美津よさん(瑞穂)と熊﨑あやさん(小倉)が、2月に100歳の誕生日を迎えられ、川地憲元町長から長寿のお祝い状とお祝い金が贈呈されました。
西脇さんは、話をすることやテレビをみることが好きで、姿勢もよく、自分で歩いたり、草むしりをしているそうです。毎日楽しく、日々感謝の心を忘れずに過ごしていると話してくれました。
熊﨑さんは、食べることが好きで、からあげやお寿司が好物とのことでした。色々な人と話す機会になると、デイサービスも楽しく利用しており、筋トレなどで体を動かすことが長寿の秘訣だと話してくれました。