くらし SDGs“持続可能な養老のまちづくり”

日本の家計の消費を示す民間最終消費支出はGDP(国内総生産)の5割強を占めています。何を食べるか、何を着るかといった、国民一人ひとりの“日々の選択”で社会は変わります。SDGs(持続可能な開発目標)の実現のためにも、地域のものを地域で消費する“地産地消”、環境に優しい有機栽培を推進していかなければなりません。
今回は、その第一歩として生ごみを有効利用するために、コンポストで作った生ごみ堆肥の利用方法を紹介いたします。

■コンポストで作った生ごみ堆肥の利用方法
(1)コンポストの上部まで生ごみがたまったらコンポストを抜く
(2)水分が多い場合はビニールの袋などを被せてしばらく寝かす
(3)生ごみの形がそのまま残っているため、土と混ぜ合わせることで微生物に分解させる
(4)畑、家庭菜園、花壇などの苗を植え付ける前に元肥として土に入れる
(5)畑の畝と畝の間や木の根から少し離れたところで土とよく混ぜ合わせ、上から土を被せる
※この時に作物や植物の根に直接触れないようにしましょう。また、生ごみを固めて入れると水分が多いため、蛆などの虫が発生しますので、土とよく混ぜ合わせるようにしてください。

■ボカシの効力
ボカシを活用した生ごみ堆肥を使用することで、有用な微生物の力で安心安全なおいしい野菜ができます。
(1)生ごみなどの有機物の分解 (2)土壌微生物の活性化 (3)作物の活性化 (4)汚水の浄化

~ご報告~
2月6日(木)に開催した「生ごみ減量のための町民公開講座」には82人が参加し、植物性廃油40L、消費期限切れ油4L回収しました。次回の開催予定は7月4日(金)です。

問合せ:
生活と環境を考える会【電話】32-2386
住民環境課【電話】32-1104