- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県川辺町
- 広報紙名 : 広報かわべ 2025年4月号
令和7年4月1日より、現行の国民健康保険税率を下記のとおり見直しを行い、改正をします。
・現行
↓
・改正後
※( )内の数値は現行との差
◆保険税率の見直しの必要性
国民健康保険制度は将来的に、県内のどの市町村でも同じ世帯構成、所得水準であれば同じ保険料を負担し、同じ保険給付を受けられる「保険料水準の統一」がなされます。これは令和17年度を目途に達成するとされていますが、県へ負担する納付金(各自治体の医療費の原資)の算定についても令和11年度までに統一、標準保険料率ベースとされることから、必然的に各自治体は標準保険料率(※下表参照)に近づけるための税率の見直しが必要となります。
・目指すべき標準保険料率
※令和6年度基準
標準保険料率は各自治体が安定した国民健康保険事業を運営していくにあたり、必要な保険料率を県が算定し、通知するものです。なお、標準保険料率は毎年度算定され、変動します。
上記のとおり、町の現在の保険税率と標準保険料率は大きく乖離しているため、一度に標準保険料率まで改正を行うことは被保険者の方々の大きな負担となってしまいます。そのため、改正の方法として令和7年度より2か年に一度保険税率を見直すこととし、最終的には令和11年度に標準保険料率水準まで到達させる方法とします。
国民健康保険は、病気やけがなどの際に被保険者の方々で助け合い、各々の経済的負担を軽減するための重要な制度です。将来にわたり安心して国民健康保険制度をご利用いただくため、皆さまのご理解・ご協力をお願いします。
◆皆さまのご協力により保険税率の上昇を抑制することができます。
◇定期的な特定健診の受診
病気の早期発見、治療により健康を維持することで、医療費の抑制につながります。
◇マイナ保険証の活用
マイナ保険証を利用し医療機関などを受診することで、効果的な治療や薬の重複処方などの抑制につながります。
問い合わせ:住民課
【電話】53-2513