くらし みんなで考えよう、食のこと~6月は食育月間です~

◆食育ってなに?
「食育」とは、生きるための基本である「食」について学び、健康的な食生活を実践する力を育む教育のことです。6月は子どもから大人まで、全ての世代が健康で豊かな暮らしを送るために、食の大切さを見直す期間「食育月間」です。この機会にぜひ食育について考えてみませんか?

◆やってみよう!身近な食育
◇朝ごはんを毎日食べよう!
朝ごはんは1日のパワーの源です。朝ごはんを食べると、寝ている間に低下した体温を上昇させ1日の活動の準備ができます。朝ごはんで元気な1日をスタートさせましょう。

◇栄養バランスを考えよう!
主食・主菜・副菜を組み合わせた栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
主食:ご飯、パン、麺など。炭水化物を多く含み、エネルギーの源になります。
主菜:魚、肉、卵、大豆製品など。タンパク質を多く含み、体をつくる大事な栄養素です。
副菜:野菜、きのこ、海藻など。ビタミン類、鉄分、カルシウム、食物繊維などを多く含み、体の調子を整えます。

◆町の管理栄養士おすすめ 簡単健康レシピをご紹介
「餃子の皮ピザ」
お子さんが苦手な野菜でも食べやすい!お好みの具材やソースでアレンジ可能!
家族や友人と楽しみながら作るのにもぴったり!

◇材料(4人分)
・餃子の皮…12枚
・ケチャップ…60g
・(A)ピザ用チーズ…60g
・(A)ウインナー…4本
・(A)コーン…20g
・(A)玉ねぎ…20g
・(A)ピーマン…2個
・(A)ミニトマト…2個
・(A)ブロッコリー…20g
・(A)ちりめんじゃこ…20g
・(A)枝豆…20g

◇準備·作り方
ウインナー・ピーマンは輪切り、玉ねぎは薄切り、ミニトマトは2分の1~4分の1に切る。ブロッコリーは茹でて小房にわける。
(1)餃子の皮にケチャップを塗る。
(2)(1)に(A)の具材をのせる。
(3)フライパンに(2)を並べ、蓋をして中火で加熱する。餃子の皮の周囲がぷくっと膨らみ、きつね色になれば焼き上がり。

◇栄養成分1人当たり
エネルギー:192kcal
タンパク質:9.0g
脂質:8.6g
食塩:0.9g

◆町では、食生活改善推進協議会の皆さんが日々活躍しています!
町では、食を通じて町の健康づくりに取り組んでいるボランティア団体「食生活改善推進協議会」の皆さんが日々活躍しています。今回は、その活動内容や思いについて、会長の垣内広子さんにお話を伺いました。

◆会長 垣内 広子さんにインタビュー
Q どのような活動をしていますか?
A 地域の健康を支えるために、小さなお子さんから高齢の方まで幅広い世代の方を対象として、保健センターや地域の各ボランティア団体と連携し、さまざまな食育活動を行っています。地域の方々との交流を通して食育に関する知識を広げています。

Q 活動の魅力を教えてください。
A 調理実習や勉強会を通じて食育に関する知識を深め、それを地域の食育活動に実践できることが大きな魅力です。また、活動の中で地域の方々と会話をしたり、笑顔を交わしたりする時間がとても楽しく、活動の醍醐味を感じますね。「元気になってもらおう」「楽しく過ごしてもらおう」という前向きな気持ちで日々取り組んでいます。

Q 食育の大切さについて、どのように考えていますか?
A 食育は、健康な体と心の育成に不可欠なものです。旬の食材や栄養の摂り方など、日々の食事に役立つ知識を知ることで、毎日の食生活がより楽しいものになります。自分が学んだ知識が活動を通して家族や地域に伝わり、「食を整える機会」が次世代へとつながっていくことに、食育の重要性を改めて感じています。

◆一緒に活動してみませんか?「川辺町食生活改善推進協議会」会員募集中!
「家族の健康のために食の勉強をしたい!」「健康的な料理のレパートリーを増やしたい!」「ボランティア活動をしてみたい!」という方は、まずは栄養教室を受けてみませんか。ぜひお申し込みください。
対象:川辺町在住で健康づくりに関心がある方、ボランティア活動に参加できる方(月1回程度)
参加費:3,500円程度(テキスト代含む)
募集期間:8月29日(金)まで

申し込み・問い合わせ:保健センター
【電話】53-2515