くらし きらっと人

■渡邊沙弥(わたなべさや)さん佐藤明日香(さとうあすか)さん
静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科
※関連記事を本紙2ページに掲載

■選挙に関心を向けるきっかけに
選挙フォトスポットをデザインした渡邊さん、佐藤さんにお話を伺いました。

―デザインに込めた思いを教えてください。
(渡邊さん)「誰でもカメラを向けたくなる」ことを意識しながら作成しました。選挙権を得たばかりの高校生や20代前半の皆さんが、投票に「かっこいい」「たのしい」という印象を持ってくれるといいなと思います。
(佐藤さん)動物総選挙ということで、子どもが見てうれしい、かわいいと感じてもらえることを一番に考えてデザインしました。怖い印象を持たれる動物もかわいいと思ってもらえるよう工夫しました。見ている人も自然と明るい気持ちになり、初めての投票体験が楽しい記憶になってくれたらいいなと思います。

―ワークショップへの参加やフォトスポットの制作を通し、意識や考えなどに変化はありましたか。
(渡邊さん)政治や選挙の重要性について改めて理解することができました。そして私たち一人ひとりの意見や選択が社会全体を変える可能性を持っているということを学び、これからはもっと意識的に政治に目を向け、積極的に選挙に参加していきたいと思いました。
(佐藤さん)これまで自分は誰に投票すればいいのか判断がつかない状況でした。ワークショップを通して選挙や投票について深く知ることができ、自分の考えに似ている政党もわかりました。今後は選挙に自ら関心を持っていきたいと思います。

―最後に、市民の皆さんへメッセージをお願いします。
(渡邊さん)選挙に参加する意義を感じてもらえたらと思います。気軽に選挙を楽しみながら、たくさんの人にフォトスポットで写真を撮ってほしいです。
(佐藤さん)訪れた人たちにフォトスポットで写真を撮っていただき、多くの人が選挙に関心を向けてもらえたら大変うれしいです。