くらし すべての人が自分らしく暮らせる社会に

■性に対する意識や行動はさまざま
自分と同じ人がいないように、「性」に対する考え方は人それぞれです。性に対する考え方が多数派でない人を総称して、「LGBTQ+」と表します。

▽Lesbian(レズビアン)
女性で
好きになる人が女性

▽Gay(ゲイ)
男性で
好きになる人が男性

▽Bisexual(バイセクシュアル)
好きになる人が
女性も男性もある人

▽Transgender(トランスジェンダー)
体は女(男)性で
心の性は男(女)性

▽QuestioningQueer(クエスチョニングクィア)
自分の性や好きになる性が定まらない人

▽+(プラス)
LGBTQで表せないさまざまな性

■「こうあるべきだ」と決めつけないで
2023年に行われた電通ダイバーシティ・ラボの調査では、10人に1人は、LGBTQ+に当てはまるという結果が出ています。
LGBTQ+であることを周囲に明かしていない人の多くは、自分で認めている性や好きになる人の性別を隠すなど、職場や日常生活で生きづらさを感じています。
「男性はかわいい女性が好き」「女性は化粧くらいしないと」など、日頃から性別や好みを決めつけるような考え方や言動をしていないか、自身を振り返り、見直すことが大切です。

■身近な人から打ち明けられたら
LGBTQ+であることを知られることによって、本人が暮らしやすくなる場合もあれば、差別や偏見につながる場合もあります。
打ち明ける人の多くは、相手に受け入れてもらえるか、不安を抱えています。
まずは、信頼して話してくれたことに対し感謝の気持ちを伝え、話を聴きましょう。

本人の同意がないのに、打ち明けられた内容を第三者へ伝えることは、絶対にしてはいけません。
噂話や、自分以外も知っていると思い込んで話すなど、悪意なく暴露してしまうこともあるため、十分に注意しましょう。

■静岡県パートナーシップ宣誓制度
「お互いを人生のパートナーとして認め合い、協力して共同生活を行う」パートナーシップの宣誓をすることで、公営住宅で同居したり、医療機関で医師の説明を聞いたり、パートナーと子育ての場に参加することができるようになります。
対象:次の全てを満たす人
・満18歳以上である。
・どちらか一人は静岡県民である。
・配偶者がいない。
・宣誓者以外の人とパートナーシップの関係にない。
・宣誓者同士が近親者でない。
申込み:宣誓希望日の3カ月前から14日前までに電話、メール、または電子申請で
その他:宣誓は、オンライン(ZOOM)または静岡県庁で行います。富士宮市では、宣誓をすると、住民票上の続柄を「縁故者」とすることができます。

問合せ:静岡県男女共同参画課
【電話】054-221-2824
【メール】[email protected]

問合せ:女性が輝くまちづくり推進室
【電話】22-1307