- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県掛川市
- 広報紙名 : 広報かけがわ 令和7年6月1日号
近年、気候変動などの影響により、熱中症による救急時搬送人員、死亡者数は高い水準で推移しています。
本格的な夏を迎える前に、早期に熱中症に備えましょう。
(1)暑さに慣れる「暑熱順化」を始めましょう
暑熱順化により、早く汗が出るようになり、体温上昇を抑えることができます。運動や入浴などで、無理のない範囲で汗をかくことがポイントです。数日から2週間程度続けることで、身体を暑さに慣れさせることができます。
(2)エアコンの早期点検をしましょう
安心して快適な夏を迎えるために、早めにエアコンの試運転を行い、異常がないかを確認しましょう。
地球温暖化の進行に伴い、気象災害の発生が増えています。自然災害時の熱中症リスクに注意するため、熱中症予防の観点から災害時の備えを見直しましょう。
■熱中症対策と災害時の備えのポイント
・1日当たり1人3リットルの水や麦茶などのノンカフェイン飲料を備蓄しておきましょう。凍らせておくことで、停電後も冷却材として活用ができます。
・ネッククーラーやうちわなどの冷却グッズを組み合わせることで、気化熱により体を冷やすことができます。
・通気性や速乾性にすぐれた衣服や吸水性の高い下着を用意しましょう。
・周りの環境を把握できる温度計や湿度計は、体調管理に役に立ちます。
・日傘や帽子で直射日光を避けることで、体温上昇を抑えることができます。
問合せ:健康づくり推進課
【電話】64-5671