くらし 空き家に関する情報を毎月お届け! かけがわ「空き家ノート」No.7

■「空き家再生」×「シェアハウス」×「短期移住」
空き家をシェアハウスとして再生し、短期移住の場として活用されている事例を紹介します。
空き家を再生したのは、掛川市出身で現在は東京の民間企業に勤める佐々木啓悦(ささきひろよし)さん。実家が工務店であることから、空き家の再生に着目し、副業として市内の空き家再生に取り組んでいます。今回は六軒町の空き家を活用し、ポートカケガワ代表の長濱裕作さんと取り組んでいる短期移住シェアハウスにフォーカスをあてて、佐々木さんと実際にシェアハウスに住んでいる飯田さんからお話をうかがいました。

◇空き家活用者にインタビュー
Q今回の物件は空き家バンクで見つけたとお聞きしましたが、普段どのように空き家を探していますか?
これまでいくつかの空き家を活用してきましたが、この物件以外は不動産屋で見つけました。空き家バンクでは住んでいた売主の思いを直接聞く機会があり、大切に活用していこうという思いが強まりました。

Q空き家を探す上で気をつけている点は何でしょうか?
雨漏りは確認します。それから、基礎が傾いていないかなどを確認しています。今回は、購入後にシロアリの被害が分かり、防蟻処理をしました。管理状態にもよりますが、2〜3年空き家のままの物件だと再活用が難しくなってくると感じています。

◇入居者インタビュー
Qシェアハウスの生活はどうですか?
千葉県から短期移住しています。旅行が趣味で色々な人と関わってきたので、共同生活に抵抗はありませんでした。移住プログラムの対象者が私と同様に、会社などの組織に所属していないフリーランスなので、同じ立場の方と語り合える貴重な場になっています。
立地も街中なので自転車があれば生活に不便と感じたことはありません。

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