くらし みんなで支える「介護保険」〜令和7年度の介護保険料について~

介護保険制度は、高齢者が安心して生活が送れるよう、高齢者の介護を社会全体で支えるしくみです。40歳以上の人が納める保険料は、国や市の負担金やサービスの利用料と合わせて、介護保険を健全に運営していくための大切な財源となります。

■介護保険料の納め方
▼65歳以上の人
老齢年金、退職年金、障害年金、遺族年金などの年金額により納め方が異なります。

○年金が年額18万円以上の人
原則、年金から介護保険料が差し引かれます。7月中旬に、「納入通知書兼特別徴収開始通知書」が送付されます。通知書が届いたら、保険料の金額などをご確認ください。
※本年中に、市内に転入した人や65歳になった人は、保険料の一部、または全部が普通徴収になる場合があります。

○年金が年額18万円未満の人
年間保険料を8期(8月〜翌年3月)に分け、納付書または口座振替で納めていただきます。

・納付書での納付
7月中旬に発送する納付書で納付してください。

・口座振替での納付
納期の前月15日までに申し込みをした人には、「介護保険料決定兼納入通知書」を送付します。
各納期限に指定の口座から自動的に引き落としされる口座振替が便利です。
手続き場所:介護福祉課、岡部支所、各金融機関

▼40歳以上65歳未満の人
加入している医療保険によって金額や納付方法が異なります。介護保険料分は加入している医療保険料に含まれています。

■QandA
Q1 年金からの引き落しをやめ、納付書での納付に変更できますか。
A1 ご自身の希望により変更することはできません。全国一律で、年金額により年金からの引き落としと決められています。

Q2 介護保険料を納めないとどうなりますか。
A2 介護保険は皆さんが納める介護保険料で支えているため、滞納状況により、以下の措置がとられます。災害などの特別な事情は除きます。
(1)サービス利用時の全額負担(後日申請により保険給付分の一部または全額が戻りますが、場合により滞納分へ充てられます)
(2)利用者負担が3割または4割に引き上げされる
(3)高額介護サービス費などの助成が受けられない

Q3 介護保険料の納付が難しい時は?
A3 災害や失業などの特別な事情があると認められた場合は、保険料の徴収猶予や減免を受けられることがあります。詳しくは介護福祉課までご相談ください。

問合せ:介護福祉課
【電話】643・3144