- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県袋井市
- 広報紙名 : 広報ふくろい 令和7年6月号
■「日本一の学校給食」の衛生管理
日本一の学校給食であるためには、おいしいだけではなく、きちんとした衛生管理を行うことが大前提です。今回は、学校給食センターで実施している衛生管理について紹介します。
◇調理従事者
体調管理はもちろん、衛生管理の基本の手洗いを徹底しています。調理場に入る前だけではなく、食品に触れる前や作業内容が変わるたびに、手洗いを行います。文部科学省の「学校給食調理場における手洗いマニュアル」に基づき、まずは30秒の手洗いを2回実施。爪の間まで専用のブラシを使って丁寧に汚れを落とします。その後、消毒液による消毒を行います。
調理場に入場する前には粘着ローラーで白衣に付着した髪の毛などの異物を取り除いています。また、最後に職員同士で目視によるチェックを実施しています。
指と指の間もしっかりと洗います
◇施設面
調理場内の雑菌の増殖を防ぐため、床が乾いた状態で作業をする「ドライ運用」を徹底しています。
また、空調機器で温度や湿度を調整し、調理場内を常に衛生的な環境に保つことで、食中毒の発生を抑制しています。
◇調理面
材料は、食中毒菌を殺菌するため、材料の中心温度が75℃の状態で1分間以上加熱。記録もとり、温度管理をしています。
今後も衛生管理を徹底し、安心で安全な、おいしい給食を提供できるように努めていきます。
問合せ:おいしい給食課 おいしい給食推進係
【電話】45–3883