くらし 市長コラム

Mayor’s Column
岡崎再生

「岡崎に生まれて本当に良かった!」
そう思えるまちづくりを

■ありがとう　ふじ子
令和7年7月30日に、東公園動物園の人気者「ふじ子」が57歳で天寿を全うしました。岡崎のシンボルである偉大な存在をなくしたことは大変残念なことであり、深い悲しみが込み上げてきます。私も感謝と哀悼の気持ちを伝えるため、8月の献花に足を運ばせていただきました。
ふじ子は昭和57年、14歳の時に親善都市・福山市からやってきました。東公園動物園は日本で唯一、ゾウを無料で見ることができ、エサやり体験はふじ子が自ら鼻を使ってコンベアを動かして食べる姿がとても可愛く、大人気となりました。平成29年には新しいゾウ舎が完成し、新たに設置されたビューイングシェルターから間近でエサを食べる迫力ある姿を観ることができました。
ふじ子を長きにわたり見守り、そして愛してくださった多くのみなさまに、心から感謝と御礼を申し上げます。そしてなにより、43年もの間、私たちの心の拠(よ)り所でいてくれたふじ子。本当にありがとうございました。これからは、天国から市民の幸せと岡崎の発展を見守ってほしいと思います。安らかに眠ってください。

岡崎市長　内田　康宏