くらし 【特集】令和7年度当初予算を徹底審査(1)

~各分科会の主な審査内容をお知らせします~

■合計当初予算額…871億1,942万円(※1万円以下切捨て)
▽内訳
一般会計予算…496億6,000万円(前年度比+8.52%)
特別会計予算…265億2,100万円(前年度比+5.38%)
企業会計(水道・下水道)予算…109億3,842万円(前年度比+16.43%)
※審査のようすは、議会録画映像などでご覧になれます

【総務生活分科会】
■常備装備費・消防施設費について
▽事業内容
消耗品などの購入費や消火栓、防火水槽修繕費、車両点検などへの費用となる。
▽議会の視点
前年度予算に比べて、装備費及び施設費が大きく減っている。

Q.常備装備費と消防施設費は、昨年度に比べて予算額が大きく減っており消防業務の基盤は大丈夫なのか伺う。
A.減額になったのは、8消防本部指令業務の開発整備費など負担金の差額及び消防車両更新の金額約1億6,000万円の差が生じているためであり、事業の縮小によるものではなく、更新車両金額の違いであるため、消防業務への影響はない。

【総務生活分科会】
■財政調整基金繰入金について
▽事業内容
当初予算で財政調整基金を取り崩す。
▽議会の視点
歳入の内、財政調整基金繰入金10億円はどのように支出するのか。

Q.財政調整基金繰入金10億円の内訳について伺う。
A.基金繰入金10億円の主な内訳は、小中学校・保育園などの給食費値上げに対する保護者負担の据置分約7,100万円や公共施設の電気料金高騰分約5,000万円のほか、その他の財源調整分約7億2,300万円などである。

【総務生活分科会】
■自治連合会補助金について
▽事業内容
自治連合会に所属する20連区への補助金を毎年度行っている。
▽議会の視点
瀬戸市自治連合会への加入率が減っている問題について。

Q.自治会加入の危機的な問題について、瀬戸市の加入率約70%弱の現状について伺う。
A.連区によって加入率に差異はあるが、平均で約67%であり、近隣市の尾張旭市は約57%、長久手市は約50%、春日井市は約56%と比べ、本市の加入率は高い方であると考えている。

【都市活力分科会】
■都市計画マスタープランについて
▽事業内容
都市計画マスタープランで示した「多極ネットワーク型コンパクト構造」の実現に向け、持続可能な都市経営を行っていくため、コンパクトな都市づくりを行うことを目的とする。
▽議会の視点
都市計画マスタープランに即し、都市計画と公共交通の一体化を図りつつ、コンパクトな都市づくりを進める。新瀬戸・瀬戸口駅前広場利活用業務委託。

Q.瀬戸口駅周辺について何を検討しているのか伺う。
A.瀬戸口駅北口の駐車場の利用率が低いため、駅前広場も含めて利活用の検討をしていく。